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「クアン・アン・ゴン」ハノイの安くて美味しいレストラン

「初めてのベトナム・ハノイ旅行、色々なベトナム料理にチャレンジしたいけれど、いったいどのレストランへ行けばいいの?」と悩んでいるみなさん、迷ったら「クアンアンゴン(Quán Ăn Ngon)」がおすすめですよ。

クアンアンゴンという店名ですが、美味しいレストランという意味です。クアンアンゴンには、その名の通り、100種類以上の安くて美味しいメニューがそろっています。

それでは、クアンアンゴンをチェックしていきましょう!

ベトナムの雰囲気漂う人気店

ハノイ駅近くにある「クアンアンゴン」、黄色の建物が目を引きます。ランタンがなどの装飾も、ベトナムの雰囲気がありますよね。

中に入ると、人、人、人!

いつも地元の人と観光客でにぎわっていて、人気店であることが一目瞭然です。

屋台で作り方を見られる!

クアンアンゴンの大きな特徴は、やはり、客席を囲うように並ぶ屋台式のオープンキッチンです。各屋台で、それぞれ違った料理が作られています。

以前は、屋台で指差し注文ができたのですが、今回(2024年3月)、指差し注文をしようとしたら、テーブルで注文してくれと言われてしまいました。

とはいえ、本場のベトナム料理を作っているところを実際に見ることができるのは、なかなか興味深いものです。

色々なメニューにチャレンジ

クアンアンゴンには、ありとあらゆるベトナム料理がそろっていて、ハノイのある北部の料理だけでなく、中部や南部の名物も食べることができます。

ランチを食べてきたので、注文したものを紹介していきますね。ハノイではなかなか食べられない、ホーチミンの料理を中心に食べてみることにしました。

生春巻き(Gỏi cuốn)

日本のベトナム料理屋さんで必ず見かける海老が入った生春巻き、これはホーチミンの名物料理です。そのため、ハノイではあまり見かけません。

「でも、やっぱりベトナムと言ったら生春巻き!生春巻きが食べたい!!」という人は、クアンアンゴンで注文してください。

さっぱりとした生春巻きに、ピーナツ入りみそだれをつけて食べると、何本でも食べられる気がしてしまいます。ホーチミンで食べる本場の生春巻きにかなり近いクオリティだと思いますよ。

価格:2本…5万ドン(約300円)

バインセオ(Bánh xèo)

日本では「ベトナム風お好み焼き」と呼ばれるバインセオ。米粉をクレープのようにのばし、間に豚肉やもやし、海老などの具材をはさんで焼いたものです。黄色い色は、ターメリックが入っているからです。

このバインセオ、日本のベトナム料理屋でもよく見かけるようになりましたが、なんと、これもまたホーチミンの名物料理。ハノイではあまり見かけません。また、ハノイで食べられるバインセオは、もっと小ぶりなものが多いです。

大きなバインセオが食べたい!と思ったら、生春巻き同様、クアンアンゴンで食べてしまいましょう。

お店の人が、食べやすいようにカットしてくれました。

ライスペーパーにバインセオと野菜を巻いて、つけダレをつけていただきます。ベトナム料理って、ちょっと油っぽいものでも、野菜と一緒に食べるから、モリモリ食べられちゃうんですよね。

あ、このライスペーパーで巻くスタイルは北部や中部風かな?ホーチミンでは、大きな葉物野菜で巻くことが多い気がします。

個人的には、ライスペーパーで巻く方が好きです。

価格:16万5千ドン(約990円)

チャーハン(Cơm chiên )

このサイトを運営する日本人宿イージーステイハノイのオーナーのキエンさん、実は日本人を案内するとき、こちらのお店をよく使っているとのこと。そんなキエンさんおすすめの一品のチャーハンも食べてみることにしました。

チャーハンは写真で見てもわかるよう、お米がパラパラ。このパラパラが美味しい!

ローカル店で食べるチャーハンはここまでパラパラではなく、日本のチャーハンにもっと近い気がします。

味付けも、濃くもなく、薄くもなく、ちょうどよかったです。チャーハンは日本でも食べられると思い、注文しない人も多いかと思いますが、何かもう1品と思ったらぜひ頼んでみてください。

価格:12万5千ドン(約750円)

バイントム(Bánh tôm)

最後は、今回ではなく、1年前ぐらいに食べたものですが、バイントム。バイントムは、ハノイの名物料理です。

小麦粉の生地の上に海老をのせて揚げたシンプルな料理。ヌックマムベースのつけダレにつけていただきます。サクサクな食感が美味しいですよ。

他にも、ブンチャーなどハノイの名物料理も、もちろんクアンアンゴンで食べることができます。

価格:7万5千ドン(約450円)

わかりやすい写真付きメニューがあるので、何を食べるか悩んでください。

お腹がいっぱいで食べられなかったけれど、もちろんベトナムを代表するスイーツのチェーもありました。

色々なものを食べるためには3~4人で行くのがいいですね。

一人1000~2000円が予算

今回、キエンさんと二人でお腹いっぱい食べて、だいたい45万ドン(2700円)でした。紹介した料理の他に、マンゴースムージー(5万ドン)やコーラ(2万7千ドン)も頼んでいます。「Khăn lạnh」というのは、お手拭きです。2つで4千ドンですね。

生春巻き、バインセオ、チャーハン、飲み物で2700円。日本のレストランよりもちょっと安いかな、といった感じです。

「え、ベトナムって物価安いんでしょ?クアンアンゴン、全然、安くないじゃない!!」と思われましたか。

今、ベトナムは経済発展しているところ、年々、物価も上昇しています。円安も考慮すると、衛生面が気にならない、キレイ目なレストランで一人1000円台というのは安い部類に入ると思います。麺類1品なら、500円以下で食べられますしね。

もっと激安を楽しみたい、という人は本気のローカル店に挑戦してみてください。200~300円で色々美味しいものが食べられますよ。

予約して行こう!

クアンアンゴンですが、ランチもディナーも、混んでいることが多いです。食事時をちょっと外して行くか、予約して行くのがよいでしょう。今回も予約して、行きました。

予約方法ですが、宿泊しているホテルの人に頼んで予約してもらうのが1番簡単だと思います。席が多いので、何日も前から予約する必要はないと思います。

私はたまたま泊っていた宿が、クアンアンゴンの近くだったので、朝、直接、お店に行って、その日のランチの予約をしました。

営業時間と住所

☆Quán Ăn Ngon☆
住所  :18 P. Phan Bội Châu, Cửa Nam, Hoàn Kiếm(ハノイ駅から徒歩7分)

営業時間:7:00-22:00

価格の目安:バインセオ16万5千ドン、ブンチャー8万ドン…


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