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ハノイ・ノイバイ空港から市内へのタクシー移動!体験記

コロナが落ち着き、海外旅行を楽しむ人も増えてきている今日この頃。初めてのベトナム、初めてのハノイ…という方も多いはず。初めての国で気になることと言えば、空港からの移動手段ですよね。

この記事では、ベトナムの首都ハノイの玄関口、「ノイバイ空港」から市内まで、2023年8月に実際に「タクシー」で移動した際の様子をご紹介します。

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空港から市内への主な移動方法

空港から市内へのアクセス方法は、以下の5つがあります。

①タクシー
②路線バス(86番)
③86番以外の乗り合いバス
④送迎車
⑤Grab(グラブ)

空港から市内へ行く電車は走っていないので、①-⑤全て車での移動となります。この記事では、①タクシーについて詳しく書いていきます。他の交通手段については、改めて記事を書きますね。

また、色々な方がそれぞれの交通手段についてネット上に書かれているので、調べてみるのも良いですよ♪

グラブの乗り方はこちら↓

タクシー料金の実際

旧市街まで50万ドンでした!

今回の乗車料金は、49万4千VND(ドン)でした。日本円にして、約3000円。
※2023年現在

今回は空港から、ホテルが多く点在する旧市街にある、ハンザ市場付近のホテルまで乗車しました。

空港からハンザ市場へのルート

1番右側のルート(32km)の道を使用しましたよ。

ハノイ旧市街まで50万VNDはぼったくりなのか?

50万VNDは決して安いとは言えませんが、ものすごくぼったくられたわけではありません。

というのも、タクシーの料金は1kmあたり1万5千VND前後。

1万5千(VND)×32(km)=48万VND 
1kmあたり × 走行距離

まぁ、そんなもんでしょう…という金額です。

ノイバイ空港から自分の行先(宿泊ホテル)までの距離をGoogleマップで調べ、そこに1万5千VNDをかけた金額がタクシー代のおおよその金額と思うとよいでしょう。

ちなみに今回は乗車時に、ドライバーから「40~50万VNDになるよ」と言われて乗りました。

料金は電光掲示板で確認

1kmあたり1万5千VNDというのはあくまで目安なのですが、タクシー会社、各社の値段が表示される電光掲示板が柱にかかっているので、正確な料金は、乗車前に確認することができます。

例えば、1番下に表示されている「G7」という会社は5席(セダン)タイプの車だったら1kmあたり16,000VND、8席(ミニバン)タイプの車だったら1kmあたり17,500VNDというわけです。

ここには2社しか表示されていませんが、電光掲示板の表示は動いているので、各社の料金がどんどん表示れていきます。

タクシー乗り場

必ずタクシー乗り場から乗ろう!

5番の柱の下に各社のタクシーが並んでいるのがわかるでしょうか。TAXIと書かれた電光掲示板の下に、ずらりと各社のタクシーが並んでいるのがタクシー乗り場です。

ノイバイ空港には2か所の乗り場がありますが、必ずそのどちらかでタクシーに乗車してください。
※タクシーではなく送迎車を個別に頼んだ場合は、ここではありません。

空港内や出入り口付近で声をかけてきたドライバーについていったりは、しないように。白タクが皆、悪い人というわけではありませんが、ぼったくられる可能性が高まります。

乗り場は2か所(乗り場マップ)

ノイバイ空港にはA1とA2という、2つの出口があり、その両方の出口のすぐそばにタクシー乗り場があります。

A1から出た場合、建物を背にして左側、A2から出た場合は右側です。

しかし、2つの出口と言ってもそれほど離れているわけではありません。数十メートルです。つまり、どちらの出口を出ても、右に歩いても、左に歩いても、必ずタクシー乗り場があるということです。

出口を出たら、すぐにわかるはずですよ。

写真はA1出口。

出て、右に曲がるとすぐにタクシー乗り場。

ドアのところに、左側の矢印がついてますが、もちろん左に行っても問題ないです。大切なのは、タクシー乗り場に行く前に声をかけられても、気にせず乗り場へ向かうこと。

ノイバイ空港タクシー乗車体験記

入国審査を済ませ、ターンテーブルから荷物を受け取ると出てくる場所です。私より後のフライトでやってきた友だちが、中から出てきました。

タクシーに乗る前に、両替やSIMカードの購入をすることができます。色々なお店があるので、時間がある人は値段を比べてみるとよいかも。

SIMカードは、空港でお店の人に挿入してもらえますよ。

食事もできます。私は、友だちを待っている間、フォーを食べていました。

さぁ、空港内ですべきこと(食事/両替/SIM購入など)を済ませたら、建物の外へ!

A1出口を出ました。

外はこんな感じ。送迎のピックアップの人たちが名前のボードをもっていますね。

左手を見ると、すぐにタクシー乗り場が。

タクシー乗り場の下まで行くと、おじさんたちが声をかけてくれます。ここまで来たら、声かけを無視する必要はないです。

基本的には、1番前に停車しているタクシーに乗ればいいのですが、もし、このタクシー会社に乗りたいというのがあれば、伝えてください。希望の会社の車があれば乗れると思いますよ。

私たちは1番前の車に乗りました。

一応、念のためメーターで行って、1kmいくらか確認したのですが、1万4千VNDとの回答。安い!と思ったので乗車。ただいま、夜の10時。

もちろんですが、スーツケースを運んでくれます。

車の中で、だいたいいくらになるか聞きました。40~50万になるとの回答。

バイクが増えてきて、ベトナムらしい風景ですね。

市内までのルートなのですが、路線バスが通る道とは違う道を使っていました。ちなみに、路線バスのルートの方が少し距離が短いので、若干遠回りをしていると言えば、しているような…。

そして、10時47分、ホテルの近くの道に到着。細い路地の中の小さなホテルなので、中までは入れませんでした。

料金は49万4千VND。50万VNDちょっきり払いました。

ドライバーさんはフレンドリーで、何もこわい思いをすることもなく、無事にホテルに到着しましたよ。

ノイバイ空港からタクシーは利用すべきか?

タクシーのメリット

タクシーを利用して良いなと思った点は、自分のタイミングで好きな時に乗れることです。

送迎車の場合、ドライバーを待たせてしまうのではないかということが気になってしまいますよね。両替やSIMカード購入、食事などを、なかなかゆっくり落ち着いてすることができないと思います。路線バスも、バスの発車時刻や最終バスの時間が気になるものです。

タクシーだったら、両替のレートを見比べたり、のんびり食事をしたり、たまっていたメールの返信をしたり…自分のペースで動くことができます。

タクシーのデメリット

タクシーのデメリットはやはり値段の高さです。86番の路線バスだったら、4万5千VNDのところ、45万VNDくらいはかかってしまうでしょう。1人で利用した場合、10倍の値段です。

また、タクシーのドライバーさんは気さくなおじさんがほとんどですが、100万VND以上請求するような、ぼったくりタクシーに遭遇する可能性も否定できません。

ベトナム初心者におすすめなのは…

タクシーは乗りたいときに乗れるし、大きな荷物を運ぶのもラクなので、便利な交通手段の一つではあります。

ただ、ベトナムに初めて来るのであれば、送迎サービスの利用がおすすめです。事前に料金が決まっているので安心なうえ、タクシーよりも安い50万VND以下で市内中心部まで行くことができます。

イージーステイハノイでも送迎車を手配しています。SIMカード購入や両替をする予定があるのであれば、予約時に伝えてください。ドライバーはその時間も加味して、お客様を待つことも可能です。

また、もし、機内持ち込みのみ程度の荷物しかないのであれば「86番の路線バス」も、ぼったくりの心配が全くないのでおすすめですよ。