【2024最新】空港からハノイ市内への行き方を徹底解説!

ハノイの玄関口「ノイバイ国際空港」から、ハノイ市中心部までのアクセス方法を解説していきます。自分の旅行プランに合ったアクセス方法を見つけてください。

空港から市内への主なアクセス方法

2024年現在、ノイバイ空港からハノイ市内中心部への主なアクセス方法は、以下の4つです。

  1. 空港送迎サービス
  2. 86番バス
  3. タクシー
  4. グラブ(配車アプリ)

他の交通手段もありますが、観光客にとっては使い勝手があまりよくなく、この4つが主な選択肢となります。

ノイバイ空港から市内までは約30km、車で45分ほどです。電車はありません。また、ハノイの空港はノイバイ空港のみです。

アクセス方法の概要は以下の表の通りです。

料金 所要時間 特徴や注意点
空港送迎サービス 約2000円/1台~ 40~60分 ★安心で快適!2024年イチオシ 
・旅行サイトやホテルから事前予約し、何時のフライトでもOK
EZ STAYの空港送迎
86番バス 45,000VND/1人
(約270円)
50~60分 ★とにかく安い!荷物が多い人には向かない。時間が決まっている
・ノイバイ空港発 07:00~22:00
・ハノイ駅発 05:30~20:30
・86番バス公式HP
タクシー 40万VND/1台~
(約2400円~)
40~60分 ★最近は意外と安全
・飛行機の到着時間帯なら、いつでも予約なしで乗れる
グラブ(配車アプリ) 30万VND/1台~
(約1800円~)
40~60分 ★スマホを使いこなせる人は便利!
・日本でアプリの登録をしておく
・Grab公式HP

ノイバイ国際空港からホアンキエム湖(ハノイ中心部)までのGoogleマップ

アクセス方法①…空港送迎サービス

空港送迎サービスとは、空港から市内の目的地までの車を事前予約して利用するサービスです。

空港送迎というと安心・安全で便利だけれども、値段が高いイメージがあると思います。しかし、ハノイの空港送迎は、ここ数年、意外とお手頃価格になり、タクシーよりも安いことが多いです。

というのも、2024年現在、ハノイ現地の送迎サービス会社を、日本語旅行サイトを通して、簡単に予約できるからです。現地の会社を使った空港から市内への送迎は、2000円前後から予約可能です。以前は、こういった現地の格安送迎サービスはベトナム語でないと予約ができませんでした。

空港送迎は安心・安全なだけでなく、値段も手頃になので、今1番、おすすめのアクセス方法と言えると思います。

おすすめPOINT

  • 2000円くらいから予約でき、タクシーより安い
  • 深夜到着でも、送迎可能
  • 「ぼったくり」や「遠回り」の心配がない

利用方法

①ネットで事前予約をする(宿泊ホテル、旅行会社、ツアー予約サイト等)

②予約時に支払いをすることが多い(クレジットカード等)

③ノイバイ空港に到着(入国審査や手荷物受取を済ませる)

空港の建物の外に出ると、ネームカードを持った、空港送迎サービスのドライバーやスタッフたちが待機しています。担当のドライバーやスタッフと合流し、案内された車に乗って、ホテルなどの目的地へ移動します。

さらに詳しく利用方法を知りたい人はこちらの記事もチェックしてください。

空港送迎サービスの種類

送迎サービスには、簡単な英語を話すことができるドライバーのみが迎えに来るタイプと、ドライバーとともに日本語や英語が話せるスタッフが二人で迎えに来るタイプのものがあります。

また、他のお客様と乗り合いになる混載車と、1グループのみで乗車する専用車があります。

当然ですが、日本語ガイド付きの専用車がもっとも値段が高いです。ドライバーのみの専用車がもっとも一般的で台数が多いため、非常に安くなっています。

空港送迎(空港→市内)を比較(2024年7月調べ)

イージーステイハノイ
(当サイト:旅行予約サイト)
42万VND/1台~
(約2520円)
・42万ドンはドライバーのみ
・日本語ガイド付は132万VND
KKday
(旅行予約サイト)
1982円/1台~ ・複数の現地の送迎サービスを比較しながら予約可能
HIS
(旅行会社)
6450円/1台 ・混載車だが、日本語ガイドが付く
・高いが専用車もある

注意点

空港送迎は、値段も手頃で、非常に便利なサービスですが、あらかじめ以下のことを知っておくと、より安心に、よりスムーズに利用できます。

①ドライバーと合流できないことがある…ごく稀にではありますが、空港送迎サービスは、ドライバーとうまく合流できないことがあります。ドライバーがトイレなどに行っている可能性があるので、そんな時は落ち着いて、待ち合わせ場所で5~10分待ってみてください。また、それでもドライバーに会えない場合は、緊急連絡先に連絡しましょう。

②フライトが遅れた場合はどうするのか把握する…飛行機の到着時刻は、しばしば遅れることがあります。そんな時は、あらかじめ、連絡をしなければいけないのか、その必要はないのか、把握しておきましょう。出発時刻が数時間遅れる場合は、あらかじめ連絡しておくのが無難です。

③荷物の大きさに合わせて車を選ぶ…ゴルフバックなど大きな荷物がある人は、人数ではなく、荷物に合わせて車種を選びましょう。2名でも、スーツケースとゴルフバックをそれぞれ持っている場合、セダンではもちろん乗車できません。ミニバンタイプの7席の車を選んでください。

④深夜ハノイ発日本行のフライト…ハノイから日本への直行便は、0時を過ぎた深夜発の便が多いです。帰りの送迎を依頼するときは、フライトの前日の夜がホテルへのピックアップ時刻になります。日付には注意して予約してください。

アクセス方法②…86番バス

86番バスはノイバイ空港とハノイ市中心部を結ぶ、主にツーリスト向けの路線バスです。ツーリストバスなので、バスの中央部は荷物を置くスペースとなっています。4つの方法の中で、もっとも安くハノイ市中心部に行ける交通手段です。

料金は45,000ドン(約270円)と格安です。

以前は、観光客にとっては知る人ぞ知るという交通手段でしたが、現在はガイドブックやネットのサイトに、詳細な情報が書かれるようになり、多くの観光客が利用しています。日本人の利用者も多いです。

飛行機が昼間に到着し、宿泊ホテルの近くにバス停があるのであれあば、86番バスを検討してみるのもアリですよ。ぼったくりの心配もゼロです。

おすすめPOINT

  • 約270円と断トツの安さ
  • 「ぼったくり」の心配もゼロ
  • 観光客が多いので、安心して利用できる

 

利用方法

国際線での乗り方を例に挙げて紹介します。

①1階到着ロビーA1出口を出て、左に進む

②横断歩道を渡る

③横断歩道を渡り、左に進むとバス停

手前にミニバス乗り場があり、勧誘されることもありますが、その前は通り過ぎてください。

④バスに乗車して席に座る

⑤バス発車後、チケット購入

車掌が順番にチケット(45,000ドン)を売りにくるので座席で待っています。

⑥降りるバス停が近づいたら、中央出口付近で立って待つ

自分が降りるバス停の一つ前のバス停を過ぎたら、荷物をまとめ真ん中の出口付近に移動します。「私は降りますよ」という合図になります。目的地に着いたら、降車してください。Googleマップで自分の位置を確認しながら乗ると、より安心です。

国際線86番バス乗り場

国内線86番バス乗り場

国内線は建物と建物の間に、バス乗り場があります。

料金/時刻表/ルート

料金

片道:45,000ドン(約270円)
※どこで下車しても一律料金

時刻表

  • 所要時間…約60分
  • 運行間隔…45分
  • 始発…午前7時/最終…午後10時(ノイバイ空港)
  • 始発…午前5時30分/最終…午後8時30分(ハノイ駅)
ノイバイ空港→ハノイ駅(ハノイ市内)時刻表
(発)ノイバイ空港 (着)162 Trần Quang Khải
(旧市街に近い停留所)
(着)ハノイ駅
7:00 8:06 8:25
7:45 8:48 公式ホームページが誤り?
8:30 9:29 9:25
9:15 10:14 10:30
10:00 11:02 11:20
10:45 11:46 12:05
11:30 12:30 12:45
12:15 13:14 13:30
13:00 13:59 14:15
13:45 14:45 15:00
14:30 15:29 15:45
15:15 16:21 16:35
16:00 17:03 17:20
16:45 17:54 18:11
17:30 18:35 18:50
18:15 19:20 19:35
19:00 20:04 20:20
19:45 20:43 21:00
20:30 21:25 21:40
21:15 22:11 22:25
22:00 22:52 23:05

※86番バス公式HP時刻表
※ターミナル1(国内線)→ターミナル2(国際線)の順でバスが来ます。国際線ターミナルには、バスが時刻表より遅れてくることが多いです。

ルート

ハノイ中心部のバス停

  • ロンビエンバスターミナル(E3.4)
  • 162 Tran Quang Khai Street (旧市街に近い停留所)
  • ハノイ歌劇場
  • メリアホテル
  • ハノイ駅

※料金/時刻表/ルートは変更になることがあります。最新の情報は、公式HPで確認してください。

注意点

86番バスは片道、約270円と格安で市内に移動できますが、気をつけるべきこともあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

①乗り間違えに注意…エアポートバスにはハドンというエリアに向かう68番バスもあります。こちらもオレンジのカラーなので、乗り間違えないように気をつけましょう。

また、86番バスの乗り場周辺には、ミニバスに勧誘してくる人がいます。オレンジ色のバスではないのに、「これは86だ!」と言ってくる人までいます。ミニバスも悪くはないのですが、人数がそろわないと発車しないので、強くはおすすめしません。

②混雑している可能性がある…最近の86番バスは知名度が上がり、混雑していることが多いです。座れることの方が多いと思いますが、発車時間ぎりぎりに乗ると座れないこともあります。

③旧市街の道はガタガタ…バス停の近くにホテルがある場合は問題ないのですが、ハノイの道の舗装はまだまだ十分ではありません。大きなスーツケースを持っていて、ホテル近くにバス停がない場合、86番バスはおすすめしません。

④深夜は運行していない…帰りの86番バスについてです。日本行きの直行便はハノイを深夜0時前後に出発することが多いです。しかし、ハノイ駅発ノイバイ空港行きの86番バスの最終便は、午後8時30分です。最終バスで空港へ向かっても、ちょっと早すぎるかもしれません。

⑤行きと帰りでルートが異なる…もう1点、帰りの86番バスで気をつけなければいけないことがあります。86番バスですが、なんと行きと帰りとでルートが若干違います。ハノイ中心部は一方通行が多いため、そうならざるを得ません。市内から空港へ向かう手段として86番バスを検討している人は、こちらのページより、バス停を確認してください。

アクセス方法③…タクシー

空港からの移動の定番と言ったら、やはりタクシーです。しかし、アジアの空港というと、どうしてもぼったくりタクシーのイメージがありますよね。ノイバイ空港はどうなのでしょうか。

2023年にタクシーを使って旧市街へ移動してみましたが、特に問題はありませんでした。タクシー乗り場から、タクシー会社の車に乗れば意外と安全です。詳細についてはこちらの記事を読んだください。

タクシーのいいところは事前の予約が不要で、好きなタイミングで乗れるところです。両替をしたり、食事をしたり、空港内で自分のペースで行動できます。また、飛行機が到着する時刻だったら、タクシーが待機していないことはありません。

おすすめPOINT

  • タクシー乗り場から乗れば、意外と安全
  • 予約不要
  • 好きなタイミングで乗車できる

利用方法

①1階到着ロビーを出て、タクシー乗り場へ

A1出口なら左側、A2出口なら右側にタクシー乗り場があります。

②料金を確認する

タクシー乗り場には、電光掲示版があり、各社のタクシー料金が表示されています。1kmあたりのタクシー料金を確認してください。1kmあたり15,000ドンが目安です。車に乗る際、再び1kmあたりいくらか確認して乗ると、より安心です。

③乗車する(先頭でなくてもよい)

先頭のタクシーに乗る必要はありません。タクシー会社を指定してもよいです。

有名・安心のタクシー会社
MAI LINH(マイリン)/TAXI GROUP(タクシーグループ)/G7 など

空港を出るとき、空港使用料(2万ドン程度)を請求されることがあるかもしれません。されないこともあります。

⑤到着したら、お金を払って降車

市内中心部までは40~50万ドン程度になります。

ぼったくりについて

タクシー乗り場から乗車すれば問題はないと書きましたが、タクシー乗り場に行く数十メートルの間に、白タクに勧誘される可能性があります。

そして、実際、今もぼったくりはなくなっていないようです。

タクシーは気軽に利用できる便利さがあるのですが、初めての海外旅行の人などには、やはりハードルが高いかもしれません。

ベトナムのタクシー・メーターの見方

ベトナムのタクシーのメーターはゼロが省略されて表示されるので注意してください。

上の写真ですが、メーター右側に20.0という数字が見えるでしょうか。これがタクシー料金です。

20.0は20,000ドンの意味です。2万と書くとき、「20」と「000」の間に「,」を打ちますよね。右側の「000」がひとつの0に集約されると考えてください。

それでは、練習です。このメーターはいくらでしょうか。

「494.0」です。

考えてみてくださいね。

これの答えが出せなかった人は、タクシーには乗らない方がよいかも。

正解は・・・

494,000ドン(49万4千ドン)です。

注意点

①白タクにつかまらない…タクシーでもっとも気をつけるべきことは「白タクにひっかからない」です。海外に慣れていない観光客の雰囲気を漂わせて歩いていると、白タクのドライバーがすぐに寄ってきます。私もベトナム渡航3~4回目まで、毎回、白タクにひっかかっていました。(笑)

②お金を支払うとき、桁を間違えない…ごく稀にタクシー会社のドライバーでもぼったくりをする人もいます。「500万ドン出せ!!」みたいな脅迫をしてくるのではなく、メーターの表示にゼロをひとつ追加して、請求してくる可能性があります。「500.0」と表示されていた場合、500万ドンではないですよ。50万ドンです。

③端数のおつりはドライバーに…44万3000ドンの料金だった場合、おそらく、私なら45万ドン渡して、お釣りはもらいません。知り合いのベトナム人も、端数はドライバーに渡していることが多いです。

アクセス方法④…グラブ(配車アプリ)

東南アジアの配車アプリと言えばマレーシア発祥の「Grab(グラブ)」が有名です。アプリを使用することに抵抗感がなければ、もしかすると、もっとも安く、もっとも安全で、おすすめの交通手段かもしれません。

事前に金額とドライバーがわかるので、一般のメータータクシーよりも安心して乗ることができます。

また、グラブは市内観光の際も便利です。使う、使わないは後で考えるとして、まずは日本でアプリをダウンロードしてみるのもいいかもしれません。

おすすめPOINT

  • ドライバー情報を知っているので安全
  • タクシーよりも安い
  • 「ぼったくり」や「遠回り」の心配がない

利用方法

①日本でアプリをダウンロード・登録

②空港に到着したらネットに接続

空港に到着したら、SIMカードを購入するなどして、ネットにつなぎます。ノイバイ空港には、wifiがありますが、つながりにくいこともあります。

③車を予約する

アプリの質問に従い、車を予約します。料金は混み具合によって変動します。30~40万ドンぐらいが目安です。

④ピックアップポイントへ行く

予約が完了したら、ピックアップポイントへ移動します。国際線の場合、1階到着ロビーを出て、8番または11番の柱がピックアップポイントです。

⑤ナンバーを確認して乗車

アプリにナンバーが表示されているので、ナンバーを確認して乗車します。

⑥到着したら支払い

目的地に到着したら支払いをします。あらかじめ登録しておけば、クレジットカード払いも可能です。

Grabの使い方について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。

Grabアプリのダウンロード

アプリは以下のリンクからダウンロードしてください。

App Store

Google Play

注意点

①アプリのダウンロードは日本でしておく…アプリのダウンロードを日本でしておけば、現地では電話通話ができなくても、ネットさえつながればGrabの使用が可能です。日本にいる間に、ダウンロードしておくのがおすすめです。

②乗車の際は必ずナンバーを確認…予約が確定するとドライバー情報が送られてきます。ナンバーを確認して乗車してください。違う人のドライバーが誤ってピックアップしてしまう可能性もありますし、また、悪質な白タクのドライバーが「自分はグラブのドライバーだ」と嘘をついて乗車させようとするかもしれません。

③Grabバイクの乗り場は遠い…アプリをダウンロードすると、バイクタクシーも手配できることがわかると思います。バイクタクシーは街中で使うのには便利ですが、空港のピックアップポイントは、建物から少し離れたところにあるので注意が必要です。

④雨の日はつかまりにくい…グラブは雨の日は車がつかまりにくくなり、値段も高くなります。グラブを使ってみようと考えている人は、最悪の場合、タクシー利用も考えておくとよいでしょう。

⑤ネット環境は必須…空港Wi-Fiを利用しても車を呼ぶことはできますが、ピックアップポイントは建物外で、Wi-Fiはつながりにくいです。SIMカードを購入したり、海外旅行用のWi-Fiをレンタルしたりするなどして、ネット環境を整えたうえで利用することをおすすめします。

空港でしておくべきこと

ノイバイ空港からハノイ市中心部までの4つの移動方法を紹介しましたが、どの方法を使うにしても、移動前に両替とSIMカードの購入(ネット環境の確保)をしておくことをおすすめします。

到着ロビーには、SIMカード購入と両替ができるお店がずらりと並んでいるので、レートやSImカードの金額を見て、お店を選んでください。

両替は、奥の目立たないお店の方がレートが良い傾向がありますが、大きな違いはありません。日本の空港での両替は、レートが極端に悪いのでおすすめしません。

SIMカードは、eSIMを利用したり、日本で海外でも使えるプランに加入したりするなど色々な方法がありますが、何らかの方法でネット環境を整えておくことで快適に旅行することができます。

86番バスのHPでバスの位置情報を取得したり、翻訳アプリでドライバーと会話したり、何より地図アプリで移動中の自分の位置を確認したりと、ホテル到着までにネットを使うことは多いはずです。

ドライバーへのチップについて

86番バス以外の移動方法の場合、悩むのがドライバーへのチップですよね。渡すべきなのかどうなのか、渡すとしたらいくらなのか、悩むところです。

まず、何千ドンの端数が出た場合の支払いは、切り上げて支払うのがスマートです。

それに加えてのチップですが、スーツケースの出し入れをしてもらうことなどもあると思うので、サッと少額紙幣を渡したら感謝の気持ちを伝えられるように思います。

空港から市内の移動でチップに使える小額紙幣

  • 1万ドン札=約60円
  • 2万ドン札=約120円
  • 5万ドン札=約300円

1000ドンや5000ドンをチップとして渡すのは、あまりにも少額過ぎるのでおすすめしません。また、10万ドン(約600円)は高額過ぎです。

結局おすすめの交通手段は?

①空港送迎サービス、②86番バス、③タクシー、④グラブ(配車アプリ)の4つのおすすめ交通手段を紹介してきましたが、結局どれが1番おすすめなのでしょうか。

到着日のおすすめアクセス

初めての海外旅行や、まだあまり海外に慣れていない人には、「空港送迎サービス」が1番おすすめです。

既にほかの国で配車アプリを使ったことがあるような旅慣れている人は、グラブがおすすめです。わざわざ、空港送迎サービスを予約する必要はないと思います。グラブの方が安いことが多いですし、好きなタイミングで車を呼ぶことができます。

「お腹が空いたので、空港でフォーを食べてから移動しよう」、「空港に着いたら、緊急の仕事が入ったので、仕事を済ませてから移動しよう」なんてこともあるかもしれません。

タクシーはぼったくりの確率がゼロではないので、海外初心者さんにはおすすめできませんが、空港送迎やグラブで、ドライバーとの合流がうまくいかなったときには、タクシーという移動手段もあると思っておいてください。(そんなときは、勧誘に引っかからず、必ず、タクシー乗り場から乗ること!!!)

86番バスは、日中到着の便で、荷物が少なく、ホアンキエム湖や旧市街エリアに宿泊するという条件を満たせば、おすすめです。実際のところ、私もよく利用します。

タイプ別おすすめアクセス

海外旅行に慣れていない 空港送迎サービス
海外旅行に慣れている グラブ
日中に到着/荷物が少ない/ホアンキエム湖・旧市街エリアに宿泊 86番バス

帰国日のおすすめアクセス

帰国日は、初めての海外旅行の人も、海外旅行に慣れている人も、空港送迎サービスがおすすめです。

空港から市内へは、グラブの方が10万ドン(600円)くらい安くなることが多いのですが、市内から空港へは値段があまり変わりません。空港送迎サービスは空港での待機時間が長いため、料金が高くなってしまうのです。

グラブは雨の日など、なかなか車がつかまらないこともあります。その心配を考えると、あらかじめ空港送迎サービスを予約しておくのが安心です。

86番バスですが、ハノイ駅発のバスの最終便は午後8時30分発です。2024年現在、日本への帰国便は、深夜フライトが多く、8時30分発だと9時30分には空港についてしまい、空港で時間を持て余してしまうかもしれません。

イージーステイの空港送迎

空港送迎予約(ノイバイ空港⇔ハノイ市内)【日本語ガイド付も】

当サイト「イージーステイハノイ」でも空港送迎サービスの手配を行っています。

イージーステイハノイでご予約いただいた場合、万が一、ドライバーに出会えないなど、現地で問題が発生した際は、LINE等を使って日本語で対応させていただきます。

また、イージーステイハノイの空港送迎サービスは、ドライバーにベトナムドン現金払いです。事前の入金は不要です。キャンセルも前日まで無料で承ります。

「空港からハノイ市内への行き方」まとめ

空港から市内へは主に4つの行き方があります。

①空港送迎サービス、②86番バス、③タクシー、④グラブ(配車アプリ)

それぞれ、長所、短所があるので、自分自身の海外旅行の経験や宿泊施設の位置、飛行機の到着時刻、荷物の量などを考え、ベストな方法を選んでください。

くれぐれも、客引きをしてくる白タクにだけは乗らないように。どの方法を選ぶにしてもこれだけは、注意してください。

また、空港からハノイ市内へのアクセス方法で疑問がありましたら、お気軽にイージーステイハノイにお問い合わせください。

ezstayhanoi001@gmail.com