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メコン川ツアー体験記!格安で行くなら【英語ツアー】約3000円~

ベトナム最大の商業都市「ホーチミン」へ旅行に行くのなら、ベトナムの大自然を満喫できる「メコン川クルーズツアー」にも参加したいですよね。

インターネットで「メコン川ツアー」と検索すると色々な旅行会社のツアーが見つかりますが、格安で行くなら現地の英語ツアーで行くのがおすすめです。

今回は、ホーチミン在住のMさんが、54万ドン(約3240円)の現地英語ツアーに参加してきてくれました。この記事では、実際の英語メコン川ツアーの様子を徹底解説していきますよ。

東南アジア最大の川「メコン川」

「メコン川」という名前は誰もが1度は聞いたことがあると思います。しかし、メコン川がどこの国を流れている川かはご存知ですか。

メコン川は中国を源流とし、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、そしてベトナムを約4200kmにわたって流れる東南アジア最大の河川です。

※全長はWikipediaを参照

メコン川の色は茶色で、一見、汚染されているかのように見えますが、決して汚れているわけではありません。養分たっぷりの土や泥を含んでいるので、川の色が茶色く見えるのです。

ベトナム南部は、このメコン川によって肥沃な大地が形成されました。メコン川周辺は、ベトナムの中でも特に稲作が盛んな地域です。ベトナムというと、フォーや生春巻きなどが有名ですが、どちらもお米から作られていますよ。

メコン川はツアーで行こう!

メコン川へは、ホーチミンから日帰りで行く場合、ミトーという街へ行くのが一般的です。ホーチミンからミトーまでは、約70km、車で1時間30分から2時間くらいかかります。

もちろん、ミトーの街へはバスやタクシーを使って、自力で行くこともできます。バスなら片道10万ドン(約600円)ほどなので、格安です。

しかし、小舟体験など様々なアクティビティをするとなると、個人で行ってもそれなりにお金がかかってしまいます。

お金と時間を考えると、昼食まで含まれたホーチミン発のツアーで行くのが断然お得です。日本人に限らず、多くの観光客が、ツアーを利用しています。

自力で行ってみたいという方はこちらを参考に!

英語ツアーは格安です!

ツアーでメコン川へ行くとなったら、多くのみなさんがネット検索をすると思います。すると、すぐに3000円程度のツアーが見つかるはずです。日本の大手旅行会社でメコン川ツアーを予約したら1万円前後なのに、3000円とは破格ですよね。

こういった格安ツアーは、どれも英語ガイドのツアーです。

以前は、英語ガイドのツアーというと、現地の旅行会社で直接申し込んだり、英語サイトから申し込んだりする必要がありました。しかし、今は、kkdayなど、世界中の現地ツアーを、日本語で予約することができる旅行サイトがあります。

申し込みは日本語、現地でのガイドは英語というわけです。

格安でメコン川ツアーへ行きたい人は、英語ガイドのメコン川ツアーを選んでみてください。

メコン川ツアー体験記

ここからは、メコン川クルーズツアーの実際の様子を紹介していきたいと思います。2024年10月、ホーチミン在住のMさんに、英語のメコン川クルーズツアーに参加してきてもらいました。

指定の場所からピックアップ

ホーチミン1区中心部のホテルに宿泊している場合、ホテルへのピックアップがあることも多いですが、Mさんはホーチミン在住のため、ツアー会社が指定する場所からのピックアップです。

ピックアップ場所はここ↓↓↓


Googleマップ 

チャンフンダオ通りという大きな通りです。

このバスに乗っていきますよ。

参加者は日本人7名、台湾人3名、フィリピン人6名、合計16名でした。英語ツアーにもかかわらず、意外と日本人参加者が多いようです。

説明はもちろん英語ですが、聞き取りやすい英語でした。まじめな雰囲気のガイドさんで、ベトナムの歴史や文化を外国と比較しながらわかりやすく説明してくれました。

基本的にガイドの後をついて歩くだけなので、個人旅行で海外へ行ける方なら、英語ツアーでも大丈夫なはずですよ。

船着き場に到着

バスが船着き場の前に到着しました。

Mさんは、コロナ前にもメコン川クルーズツアーへ参加したことがあるそうですが、そのときより、だいぶ船着き場がきれいになっているとのこと。

トイレもきれいなので、ご心配なく。

船着き場から、クルーズ船に乗り込みます。

メコンの風景を楽しむ

船に乗ると、一人一つヤシの実が配られ、ココナツジュースを飲みながら、メコン川の風景を楽しみます。

この風景は、日本では絶対に見ることのできない景色ですよね。

船の中では、ガイドさんが、メコン川についての説明をしてくれます。

ココナツキャンディー工場

最初に訪れたのは、ミトーの対岸のベンチェーにあるココナツキャンディー工場です。

ガイドさんがココナツについて色々説明してくれるのですが、こちらはウォーターココナッツ(ニッパ椰子)。水辺に生息する椰子の木です。

ここでは、ココナツキャンディーづくりの様子の見学や試食ができますよ。

ジャングルクルーズその①

ココナツキャンディー工場の見学を終えたら、先ほどよりもやや小さい船に、みんなで乗って、メコン川の支流を移動します。

最初に乗った船からは、どこまでも続く雄大なメコン川の景色を楽しみましたが、今度はちょっとしたジャングルクルーズです。

ジャングルクルーズその②

船を降りたら、なぜか、なまずのエサやり体験。

パクパクと勢いよく口を開ける魚たち、何とも言えない迫力が(笑)

そして、ワニ…クロコダイルを鑑賞。

ある意味、ナマズの方が迫力あるかもしれません。

蛇もいました。

さて、これからが、いよいよメインイベントですよ。

本日2度目のジャングルクルーズです。

2度目というより、むしろ、こちらが本番です。よく、ガイドブックなどで紹介されているジャングルクルーズです。

1度目のジャングルクルーズはエンジンボートでしたが、こちらは船頭さんがいる手漕ぎボートです。

全員では乗れないので、Mさんは台湾人のみなさんと乗りました。

椰子の木(ウォーターココナッツ)に手が届きそうな距離を進みます。

そして、定番の写真もパチリ!

「ベトナムに行ってきました!」的な写真が確実に撮れます。

そうそう、ガイドさんによると、チップを渡す場合、2万~3万ドン(約120~180円)くらいが相場だそうです。2万ドン札を何枚かしのばせておき、チップが必要なときは、その1枚をサッと渡すのがスマートかもしれません。

1万ドンより小さい、5千ドン、2千ドン、千ドンはあまりにも小さすぎて、渡すと反対に失礼になってしまうかも…。

ベトナムのたこ焼き⁉

ジャングルクルーズから戻って来たら、バインコット(Bánh Khọt)の試食です。

バインコットはたこ焼きのように作っていきます。たこ焼きよりも油をたっぷり使い、中身はタコではなく、エビ。

そして、ちょっと周辺を散策。

お待ちかねのランチ

格安ツアーですが、ランチの内容は充実しています。空心菜炒め、春巻き、チャーハンなどなど。

そして、メコン川ツアーで外せないメニューも!

象耳魚(エレファントイヤーフィッシュ)と風船餅です。

ダイナミックな料理ですよね。

象耳魚はライスペーパーで巻いていただきます。若干、川魚の臭みもありますが、ふわっとした淡白な味の白身魚です。

風船餅は、レストランの人が食べやすいサイズに切ってくれますよ。パリパリだけれど、お餅の食感も残っています。

ジャングルクルーズその③

食後はまさかの3回目のジャングルクルーズ!何度も船に乗れるのはいいですよね。

参加者全員で、エンジン付きの小さなボートに乗って移動します。

そして、再びメコン川本流へ。

今度は、メコン川に浮かぶ島に移動します。トイソン島(ユニコーン島)、フン島(フェニックス島)、ロン島(ドラゴン島)、クーイ島(トータス島)という4つの島があるのですが、目指すはトイソン島です。

伝統音楽の鑑賞&南国フルーツ

トイソン島についたら、テーブルが並んだ休憩所のようなところへ歩いていきます。

テーブルに用意されていたのは、南国フルーツたち。テーブルに置かれたフルーツは、全部食べてしまってOKです。

そして、しばらくすると、伝統音楽の演奏が始まります。どんな音楽か気になる人は、試しに聞いてみてくださいね。

最後にチップの箱がまわってきました。入れても入れなくても大丈夫です。

蛇の首巻体験&ハチミツ農園

次にやってきたのは、ニシキヘビの飼育場です。ここでは、ヘビを首に巻いた写真を撮ることができるのですが…。

ちょっと、勇気がいりますよね。Mさんはヘビ巻き体験はしませんでした。ツアー参加者の何人かが、ヘビを巻いたそうですよ。

こちらの体験記では、ヘビ巻き体験の様子も♪

続いてやってきたのは、ハチミツ農園です。

ハチミツの試食をするのですが、お湯割りにしていただきます。このハチミツはお土産として購入することもできます。

何気に、一緒に出てきたバナナチップも美味しいです。

そして、ハチミツ農園では、ハチミツを食べるだけではありません。

希望者は巣箱を持つ体験ができますよ。

刺されないの?と思ってしまいますが、大丈夫です。

ハチミツ農園を見学した後は、大きなボートに乗って船着き場に戻ります。これでメコン川クルーズは終了です。さぁ、ホーチミンへ…

永長寺(ビンチャン寺)へ!

メコン川クルーズが終わっても、ツアーは終わりません。

船着き場から、バスに乗り少し移動し、永長寺(ビエンチャン寺)というお寺にやってきました。

永長寺は、お寺ですがヨーロッパの建築様式も取り入れられているのが特徴です。

お寺の本堂は、ヨーロッパのお城のような雰囲気もあります。

でも、やっぱりお寺なんですよね。

お寺の奥には、涅槃像も。

永長寺の見学を終えると、後はホーチミンに戻るのみです。朝、バスに乗ったところと同じ場所で、ツアー終了となりました。

今回のツアーは54万ドン(3240円:2024年10月現在1ドン=0.006円)。円安の影響でツアー代が3000円を超えてしまっていますが、約3000円で、盛りだくさんの内容ですよね。

Mさん以外の日本人参加者さんたちも、「この値段は安い!」と感じていたようです。

日本語ツアーとの比較

格安の英語ツアーですが、日本語ツアーと比べると、ガイドの言語と値段以外に、どのような違いがあるのでしょうか。

実は、ツアー内容の違いはありません。どのツアーにも「ジャングルクルーズ、ハチミツ農園、ヘビ巻き体験、音楽鑑賞&南国フルーツの試食」が含まれています。また、途中で永長寺へ行くのも定番となっています。

あえて違いをあげるのならば、格安英語ツアーの中には、料理が質素なツアーもあります。その場合、現地の名物料理である、象耳魚は別料金になります。

しかし、今回Mさんが参加したTNK Travelのツアーの食事は、TNK Travel Japan(同じ会社の日本語部門)の食事と全く同じ内容でした。

英語ツアーと日本語ツアーの比較(TNK Travel)

英語ツアー 日本語ツアー
料金 54万ドン(約3240円
※1ドン0.006円で計算
49ドル(約7350円
※1ドル150円で計算
参加者 国籍問わずだが、日本人参加者も少なくない 基本的には日本人
※稀に日本語を話す他の国の人も
昼食 象耳魚(エレファントイヤーフィッシュ)有り 象耳魚(エレファントイヤーフィッシュ)有り
内容
ジャングルクルーズ
ハチミツ農園  有  有
ヘビ巻き体験  有  有
音楽鑑賞&南国フルーツ  有  有
永長寺(ビエンチャン)  有  有
ウェブサイト https://www.tnktravel.com/ https://www.tnkjapan.com/

メコン川ツアー予約方法

Mさんが参加したツアーは、現地ツアー予約サイトや、催行会社であるTNK Travelのサイトからも予約できますが、みなさんが今、読んでいるこのサイト「イージーステイハノイ」からも予約が可能です。

下記ページよりお申込みください。

質問には日本人担当者が日本語でお答えしますよ。

メコン川ツアー(英語)のまとめ

ホーチミン旅行での定番観光「メコン川クルーズ」、ホーチミンへ行ったら必ず訪れたい場所です。

メコン川クルーズツアーは、日本語ガイド付きで行くと、一人あたり1万円前後かかってしまいますが、英語ツアーを利用すれば、3000円程度で行くことができます。日本語ツアーよりも、かなりお得に行くことができ、内容は、日本語ツアーと変わりません。

メコン川へ行こうかどうしようか、費用のことで悩んでいる人は、英語ツアーも検討してみてください。

ezstayhanoi001@gmail.com

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