「ニンビン」カテゴリーアーカイブ

【ニンビン観光完全ガイド】チャンアン・タムコックetc.

ベトナム・ハノイ旅行を計画中のみなさん、ハノイから100kmほど南にある「ニンビン」という場所をご存知ですか。連なる奇岩の景色がとても美しい観光名所です。2014年には、ニンビンの「チャンアン複合景観」が世界遺産に登録され、年々、国内外の人気が高まっています。

この記事では、2024年11月のニンビン取材をもとに、ニンビンの魅力と観光のコツを徹底解説していきますよ。

ニンビンの基本情報

おそらく、「ニンビン」という地名を初めて聞いた人も多いかと思います。まずは、ニンビンの概要をつかんでいきましょう。

ニンビンってどんなところ?

ニンビン省はベトナムの首都ハノイから南へ約100kmのところに位置しており、石灰岩の奇岩が連なる景色で有名です。ニンビンを訪れる人の多くは、川下りをしながら奇岩の風景を楽しみます。

その風景は、ハロン湾の奇岩とよく似ているので、「陸のハロン湾」とも呼ばれます。


人気のベトナム観光地「ハロン湾」

また、ハノイから2時間程度でニンビンを訪れることができ、日帰り旅行も可能なので、ハノイ旅行のスケジュールの中に組み込むのが一般的です。

Googleマップ(ハノイ⇔ニンビン)

ニンビンの歴史

古都ホアルー

ニンビンは景色が美しいだけでなく、ベトナムの歴史的にも非常に重要な場所です。

というのも、ベトナム最初の統一王朝「ディン(丁)朝」が置かれた地が、ニンビンだからです。968年、ベトナム初代の王「ディン・ティエン・ホアン」が中国から独立を勝ち取り、都を彼の故郷であるニンビンの「ホアルー」に定めました。

ホアルーは石灰岩の岩山に囲まれているため、天然の要塞の役割を果たしていました。天然の要塞というと、まるで日本の鎌倉のようですね。

その後、1010年に「リー・タイトー」が「リー(李)朝」を開き、「タンロン(現在のハノイ)」に遷都しました。ニンビンが都だった期間は、ベトナム史上、わずかな期間ではありますが、ベトナム最初の都が置かれた地であると思ってニンビンを訪れると、とても感慨深いです。

世界遺産「チャンアン複合景観」

ニンビンは、世界遺産がある場所としても知られています。

2014年、ニンビンを代表する景勝地「チャンアン」や「タムコック」、「古都ホアルー」などが「チャンアン複合景観」として「世界複合遺産」に登録されました。

世界複合遺産とは聞きなれない人も多いかと思いますが、文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている世界遺産のことです。ニンビンの魅力は文化と自然、その両方にあります。

ちなみに、ベトナムには8つの世界遺産があるのですが、チャンアン複合景観は、その中でもっとも新しい世界遺産です。チャンアン複合景観が世界遺産に登録されたことで、ニンビンの人気は一気に高まりました。

ベトナムの世界遺産
①フエの建造物群(1993)②ハロン湾(1994)③古都ホイアン(1999)④ミーソン聖域(1999)⑤フォンニャケバン国立公園(2003)⑥ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区(2010)⑦ホー王朝の城塞(2011)⑧チャン・アン複合景観(2014)

参考:ユネスコ世界遺産リスト(ベトナム)

ニンビン観光3つの要素

世界複合遺産にチャンアン複合景観が登録されたことからも、ニンビンの魅力は、「自然」と「文化・歴史」を両方、楽しめるところにあるとわかります。そして、絶対に外せないのは、奇岩を眺めながらの川下り(ボートツアー)です。

そこで、イージーステイハノイでは、ニンビン観光を3つの要素に分けてみました。旅行を計画する際に、観光地をこの3つに分類していくと、計画を立てやすいです。

ニンビン観光3つの要素

  1. 川下り
  2. 歴史的建造物
  3. 川下り以外の自然

3つの要素をバランスよく旅程に入れていくと、120%ニンビンを楽しむことができるはずです。

奇岩に圧倒される川下り

チャンアン

ニンビンを訪れる人が必ず体験するべきこと、それは奇岩を眺めながらの「川下り」です。川下りを体験せずして、ニンビンに来たとは言えません。

ニンビンには、いくつかの川下りができる観光スポットがあるのですが、有名なのは「タムコック」と「チャンアン」です。

ハノイ発のツアーは、基本的にこのどちらか一か所に立ち寄り、川下りを体験します。もちろん、個人で訪れ、チケットを購入し、船に乗ることもできますよ。

歴史的建造物を見てタイムスリップ

バイディン寺

ニンビンには、古都ホアルーをはじめとする、様々な歴史的建造物があります。

写真は東南アジア最大級のお寺「バイディン寺」です。他にも、岩山を背に建てられたビックドン寺や石造りの教会「ファッジエム教会」など、ニンビンには様々な歴史的建造物があります。

川下り以外の感動自然体験

ムア洞窟

ニンビンの自然体験は川下りだけではありません。写真のムア洞窟では、岩山に登り、絶景を観ることができます。

また、有名な観光名所に行かずとも、ニンビンでは名もない美しい風景を容易く見つけることができます。散歩やサイクリングをして、自分だけのお気に入りの場所を見つけてください。

ニンビンのおすすめ観光スポット12選

ここからは具体的な観光スポットを紹介していきます。1日あたり3か所前後の観光スポットをまわることができます。

ニンビンの観光スポットの営業時間は、基本的に早朝から夕方までです。

夏期:午前6時~午後4時45分
冬季:午前7時~午後4時30分
祝日&年末年始:午前6時~午後4時45分
※天候・季節により変更となる場合あり
※旧市街ホアルーは夜の観光がおすすめ

川下り4選

有名なのは「チャンアン」と「タムコック」で、ハノイ発のツアーの場合、このどちらかを選ぶことになります。観光客が少ない静かな風景を楽しみたいのであれば、個人旅行を計画しヴァンロンへ行くのもおすすめです。

チャンアン・ボートツアー

今、もっとも人気のあるボートツアースポット。岩山が迫ってくるような、迫力のある景色が特徴で、年間を通しておすすめの場所です。

洞窟の中も通り抜けたり、途中、一度船から降り、お寺を見てまわったりします。

約3時間のコース①~③があるのですが、ツアーでは省略した短時間ルートをまわります。①がもっともスタンダードなコースです。

料金:25万ドン/1名
※相乗りのこともある、125万ドンで1艘貸し切り可

タムコック・ボートツアー

川の周囲に田んぼが広がっています。チャンアンよりも、のどかで素朴な風景を楽しむことができます。田んぼの稲を見ることができる4~10月あたりに訪問するのがおすすめです。

タムコックとは、ベトナム語で「3つの洞窟」を意味します。その名の通り、タムコック川下りでも、洞窟の中を進んでいきますよ。

2024年11月現在、チケット売り場がボート乗り場と離れているので、個人で行く人は注意が必要です。


Googleマップ(ボート乗り場ーチケット売り場)

料金:25万ドン/1名
※相乗りのこともある

ヴァンロン・ボートツアー

観光客が少なく静かな場所で、ありのままの自然の姿を体験したい人におすすめなのが、ヴァンロンです。

チャンアンもタムコックも、非常に有名なため、毎日多くの観光客が訪れますが、ヴァンロンはまだ知名度が低く、観光客はそれほど多くありません。

ヴァンロン川下りも洞窟の中に入っていきます。

料金:10万ドン/1名
※観光客が少ないため、相乗りが難しい。1名の場合、2名分支払うこともある

ティエンハ―洞窟

洞窟(鍾乳洞)がメインの川下りです。ボートに乗ってしばらく進んだところで船を降り、歩いてティエンハー洞窟に向かいます。

洞窟の中は暗く、船頭さんが用意してくれた懐中電灯を持って進みます。洞窟の中を歩いていくと、洞窟内に船着き場があり、先ほどは別の小舟に乗ってさらに奥へ進んでいきます。

観光客が少ないので、まるで探検をしているような感覚になりますよ。洞窟好き、鍾乳洞好きにおすすめのボートトリップです。

料金:20万ドン/1名
※観光客が少ないため、相乗りが難しい。1名の場合、2名分支払うこともある
※タムコックへ抜けるルートもあり(28万ドン)

文化・歴史的建造物5選

ベトナム最初の統一王朝が置かれた「古都ホアルー」以外にも、多くのお寺や教会があります。ニンビンの歴史的な観光地の選択肢は古都ホアルーだけではありません。

古都ホアルー

色々な場所があるとはいえ、ベトナム史を知るうえで、一度は訪れたいのが古都ホアルーです。この地に、ベトナム最初の統一王朝の都が置かれました。現在は、17世紀に再建された初代皇帝と2代目皇帝の帝廟が残っています。

ハノイ発の多くのツアーも、古都ホアルーを訪れます。

料金:2万ドン

バイディン寺

東南アジア最大級の広さを誇るバイディン寺。もともとは約1000年前に建てられた洞窟寺だったのですが、2010年に今の超巨大寺となりました。御本尊は高さ約10m、重量約100トンで、アジア最大の金銅像といわれています。

料金

  1. 往復の電気カーのみ…10万ドン
  2. 往復の電気カー₊仏塔…15万ドン
  3. 乗り降り自由の電気カー₊仏塔₊フットバス…25万ドン
  4. 乗り降り自由の電気カー₊仏塔₊フットセラピー…35万ドン

※駐車場から寺の入り口まで、電気カーで移動します。3または4のチケットを購入すると広い寺院内も電気カーでまわることができます。

ビックドン寺

タムコックのボート乗り場から3kmほど奥に進むと、そびえる岩山の前に門が現れます。門をくぐって中へ入って行くと、岩山に沿って下寺、中寺、上寺の3層で構成されたビックドン寺が現れます。

岩山を利用して建てられたビックドン寺は、自然と文化が融合をまさに感じられる場所です。

ハノイ発のツアーには組み込まれていないことも多いですが、タムコックボート乗り場から自転車で行けるので、個人旅行する人には、ぜひとも訪れてほしい場所です。

料金:無料

ファッジエム大聖堂

ファッジエム大聖堂はニンビン市内から南へ約30km行ったキムソンというエリアにあります。1875年に創建され、東洋と西洋の建築様式が融合した独特な雰囲気が特徴です。

この地域はカトリック信者の比率が高く、ファッジエム教会以外にも、多くの教会が点在しています。時間に余裕がある人、2度目のニンビンの人は、キムソンの街まで足を延ばしてみてもいいかもしれません。

料金:無料

ホアルー旧市街

ホアルー旧市街は、キラン湖のほとりに多くのランタンが吊るされ、飲食店や伝統工芸品のお土産屋が並びます。キラン湖の中央に立つ、「トゥアン塔」のライトアップも美しいです。

旧市街といっても、2022年にオープンしました。10世紀のベトナムをイメージし再現しているそうです。

また、キラン湖ではボートにも乗って夜景を楽しむことができます。ニンビンに宿泊する方は、ホアルー旧市街も訪れてみてください。

その他の観光スポット4選

ニンビンは見どころが本当に多いです。ハノイ発の日帰りツアーで訪れるのが一般的になっていますが、ニンビンに宿泊して様々な場所を訪れてみるのもおすすめです。

ムア洞窟

約500段の階段を上るとニンビンの絶景を眺めることができる、世界遺産のエリア内にあるビューポイントです。階段はかなり急なので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

また、岩山の下には蓮池があり、蓮の花も楽しむことができます。

ハノイ発のツアーに含まれている人気スポットです。

料金:10万ドン

トゥンニャム野鳥公園

トゥンニャム野鳥公園は水鳥が集まる自然公園です。サギが群がる湿地帯があるだけでなく、小舟に乗ったり、鍾乳洞見学ができたりもします。レストランやカフェもあるので、公園でゆっくり過ごしたい人におすすめの場所です。

料金:15万ドン

クックフォン国立公園

クックフォン国立公園は、1962年にベトナム初の国立公園に認定された場所です。広大なエリア内には、珍しい植物やリス、サル、トカゲ、チョウなど多種多様な動植物が生息しています。樹齢1000年と言われる巨木を目指して、トレッキングを楽しむのが一般的です。

実は、この記事を書いている筆者は、まだ一度も訪れたことがありません。次のニンビン旅行では必ず行きたい場所です。

ニンビンへの行き方

ニンビン旅行へ行くと決めたら、気になるのが交通手段ですよね。ハノイからニンビンへのアクセスはツアー、鉄道、バスと選択肢が多く、他の観光地に比べてかなり良いと言えます。距離も100km程度なので、東京から箱根などへ行く感覚で、小旅行を楽しむことができます。

楽々旅ならハノイ発のツアー

もっとも気軽にニンビン旅行を楽しむなら、ハノイ発のツアーに参加してしまうのがよいでしょう。

ツアー代金は、英語ツアーで100万ドン(約6000円)前後です。バス代、各種入場料、食事代などすべて含まれているので、コスパもよいです。

当サイト「イージーステイハノイ」kkday、オンラインでハノイ発のニンビンツアーの予約が可能です。また、現地についてから、ホテルや現地旅行代理店で予約することもできます。

旅らしさ100%の鉄道

旅の風情を大切にしたいのであれば、ベトナムの国鉄、いわゆる「南北統一鉄道」の利用もおすすめです。

チケット購入はハノイ駅の窓口で可能なので、ハノイに到着したら、まずはハノイ駅に行ってチケットを購入するのがよいでしょう。パスポート番号を聞かれるので、パスポートを持っていくと安心です。

事前にチケットを入手しておきたい場合、baolau12Goなどチケット予約サイトをチェックしてみてください。手数料がかかりますが、日本語で予約でき、日本のクレジットカードで決済可能です。

ハノイ駅⇔ニンビン駅時刻表(2024年11月現在)

ハノイ駅→ニンビン駅

SE7 SE5 SE3 SE19 SE1
06:10 発 15:30 発 19:20 発 19:40 発 20:55 発

ニンビン駅→ハノイ駅

SE6 SE4 SE2 SE20 SE8
02:01 発 03:12 発 03:46 発 09:17 発 16:12 発

鉄道は本数が限られているのが難点です。バスと組み合わせて交通手段を考えるのもアリですよ。

最新情報は国鉄の公式HPで確認してください。

便利なリムジンバス

ベトナムでは、ゆったりとした座席のバスを「リムジンバス」と呼びます。

リムジンバスはバスターミナルから乗車するのではなく、それぞれの乗客が指定したハノイ市内の住所から、ニンビン市内の住所へと移動するのが一般的です。例えば、ハノイの宿泊ホテルから、ニンビンの宿泊ホテルへ、ドアtoドアで移動することができ、とても便利です。ただ、乗降車場所が決まっていることもあるので、予約時に確認が必要ではあります。

料金はだいたい20万~30万ドン(約1200~1800円)前後、1時間ごとに出ています。

自分が泊まるホテルに頼んで手配してもらえることが多いです。また、鉄道同様、baolau12Goから予約してもよいかもしれません。

リムジンバスはイージーステイハノイでも手配可能なので、お気軽にご相談ください。

イージーステイハノイ・メール
ezstayhanoi001@gmail.com

リムジンバスではなく、ローカルバスで行きたいという方は、ザップバットバスターミナルから乗ることたできます。

効率よく観光するなら専用車

ニンビンは観光地があちこちに点在しているため、個人旅行の場合、ニンビン内の移動手段を考えなければなりません。移動の旅に車を呼ぶとなると手間もお金もそれなりにかかります。個人旅行で、2人以上で行動し、色々な観光地を効率よくまわりたい場合は、専用車を検討してみるのもありだと思います。

イージーステイハノイの専用車【ハノイ―ニンビン往復(日帰り)】

ベトナム語ドライバー 2,400,000VND(約14400円)
日本語ドライバー 2,800,000VND(約16800円)
リムジン 3,400,000VND(約20400円)

ニンビン内での移動方法

ニンビンはいくつもの観光地が点在しています。個人旅行でニンビンへ行く場合は、ハノイとニンビン間の交通手段だけでなく、ニンビン内での移動方法も事前に調べておく必要があります。

レンタル自転車

レンタル自転車は、ニンビン観光で欠かせません。ニンビンのホテルの多くは自転車を貸し出しているので、宿泊している人はホテルで自転車を借りましょう。

日帰り旅行の人は、タムコックのボート乗り場付近や、ニンビン駅付近に貸し自転車屋が複数あります。

ファッジエム大聖堂やヴァンロン・ボートトリップ、ティエンハー洞窟など遠方へ行くのは難しいですが、田園風景や奇岩を見ながらのサイクリングは気持ちがいいですよ。

Grab(配車アプリ)

ベトナム旅行では欠かせないスマホアプリ「Grab(グラブ)」。グラブを使えば、車やバイクを誰でも簡単に呼んで乗ることができるので、ベトナム旅行をする多くの人が、このアプリをスマホに入れていると思います。

このグラブ、地方だと使えないこともあるのですが、2024年現在、ニンビンでは車のみ呼ぶことができます。ただ、街中を走っている車の数はハノイよりも少ないので、すぐに呼べるとは限りません。また、中心部を離れてしまったり、夜遅くになったりすると、車が見つからない可能性もあります。

Grabのダウンロードはこちら↓↓

電気カー

タムコック周辺の観光なら電気カーを使うのもおすすめです。タムコック川下りのチケット売り場で、電気カーのチケットも購入可能です。

  • 川下りチケット…25万ドン
  • 電気カーチケット…10万ドン
  • 川下り&電気カーのコンボ…35万ドン

電気カーで、ビックドン寺などをまわることができます。

バイクや車をチャーター

ニンビンはハノイと異なり、Grabやタクシーをいつでも、どこでもつかまえられるかわかりません。そこで、車やバイクタクシーをチャーターしてしまうのも手です。

ニンビン現地で専用車やバイクタクシー手配希望の方も、イージーステイハノイにお気軽にご相談ください。

イージーステイハノイ・メール
ezstayhanoi001@gmail.com

ニンビンのグルメは?

旅行と言ったら、「食」も楽しみの一つですよね。ニンビンでは、ハノイではあまり食べられない、ニンビン料理にチャレンジしてみてください。

ヤギ肉

ヤギ肉はハノイでも専門店で食べることができますが、ニンビンのレストランでは必ずと言っていいほど、ヤギ肉料理を置いています。また、街中を歩いていると、豚の丸焼きならぬ、ヤギの丸焼きを見つけることもあるかもしれません。

ベトナム語でヤギ肉は「Thịt Dê(ティット ゼ―)」です。 Dêという文字を見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください。

写真はヤギ肉のレモングラス炒めです。意外と臭みがなく、やわらかくて美味しかったです。

あんかけおこげ

ニンビンのもう一つの名物はおこげです。ヤギ肉のあんかけスープにおこげをひたして食べます。サクサク食感のおこげと、とろみのついたあんかけが、よく合います。

おこげは「Cơm Cháy(コムチャイ)」と呼ばれ、袋に入ったものをニンビン市内のお土産屋で買うことができます。

タムコックで行ったレストラン↓↓

ニンビンはどこに泊る?

ニンビンはハノイから日帰り旅行が可能ですが、ここまで紹介してきたように、多くの観光スポットがあるので、1日ですべてを見ることは不可能です。ニンビンをより深く知るには、宿泊も検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめはタムコック

タムコックエリア

宿泊を検討するなら、タムコックのボート乗り場付近がツーリストエリアになっていておすすめです。レストラン、旅行代理店、ミニスーパー、7000ドンのビール、マッサージ…何でもそろっています。

ASAHI VILLA (アサヒヴィラ)

タムコックエリアの中心部に宿泊するなら、日本語ガイドさんがオーナーのアサヒヴィラはいかがでしょうか。ガイドの仕事をしている日もありますが、オーナーさんがいるときは、日本語で対応してくれます。

Minh Hung Homestay(ミンフンホームステイ)

タムコックエリアは賑やかすぎるので、もっと静かな場所に泊まりたい方は、ボート乗り場から2kmくらい進んだところにある、ミンフンホームステイがおすすめです。タムコックの田園風景の中で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

無料の自転車があるので、中心部へも気軽に行けますよ。

ニンビン観光マップ

この記事の情報をひとつの地図にまとめてみました。ニンビン個人旅行のプランを考える参考になれば幸いです。

おすすめニンビンツアー

個人旅行をする時間がない人、サクッとニンビンに行きたい人は、ハノイ発のツアーを上手に活用してみてください。

ハロン湾ツアーは、どのツアーも基本的に同じコースですが、ニンビンツアーは、ツアーによって立ち寄る場所が異なるので、予約時に自分の行きたい場所が含まれているか確認して選ぶのがポイントですよ。

チャンアン・ホアルー・ムア洞窟【日本語】145万VND

チャンアン・ホアルー・ムア洞窟【日本語】145万VND…リムジンバス/サイクリング

ハノイ発の日本語ツアーを催行するJVTA Tourismのニンビンツアーです。古都ホアルー、チャンアン、ムア洞窟の3か所を訪れ、サイクリングも楽しむことができるツアーです。

ハノイに戻ったあとの夕食(ブンチャー)もついて、145万ドン(日本円でお支払いの場合…8900円)はお得です。日本円で当日現金払いも可能です。

タムコック・ホアルー・ムア洞窟【英語】110万VND

タムコック・ホアルー・ムア洞窟【英語】110万VND…リムジンバス/サイクリング

Cozy Vietnam Travelが催行するハノイ発のタムコックツアー。ニンビンの素朴な風景を楽しみたいならば、チャンアンではなく、タムコック川下りのツアーを選ぶのがおすすめです。

料金は110万ドン(約6600円)で、ニンビンをたっぷり楽しむことができます。

ニンビン観光のまとめ

ニンビンはハノイから気軽に行け、自然と歴史・文化を両方体験できる観光スポットです。日帰りで行っても、数日間滞在しても、楽しむことができる場所なので、自分の旅行スタイルに合った、ニンビン観光プランを検討してみてください。

この記事を読んで、「これはどうなっているの?」という疑問があったら、お気軽にイージーステイハノイにご相談くださいね。

 

★EZ STAY Hanoiのツアー一覧はこちら★

ezstayhanoi001@gmail.com