【バックハー日曜市(サンデーマーケット)体験記】ベトナム北部周遊行ってみよー!⑨

ベトナム北部の山岳地帯、「バックハー(Bac Ha)」で開かれる日曜市(サンデーマーケット)は、鮮やかな民族衣装に身を包んだ花モン族が多く集まる市場として知られています。

当サイトの管理人「ざわわ」は、2026年3月5日~3月21日まで、ベトナム北部山岳地帯を旅してきたのですが、バックハーの日曜市にも行ってきましたよ。

実はバックハーの市場は過去に2回ほどツアーで行っているのですが、2026年現在、市場の様子をご紹介します。

ざわわ

バックハーの日曜市・基本情報

どこにあるのバックハー?

Googleマップ(バックハー)

バックハーはハノイから北西に約300kmのところに位置しています。

この記事を読んでいる方は、棚田で有名な「サパ(Sa Pa)」という地名を聞いたことがあると思います。そのサパからも100km弱ほど離れているのですが、サパ観光と合わせてバックハー観光をするのが一般的です。サパ発のバックハー日曜市・日帰りツアーを利用する人が多いですよ。

しかしながら、個人でバックハーへ行くことも可能。私は、ハノイから寝台列車に乗りラオカイ駅まで行き、そこから乗り合いバスに乗って、バックハーへ行きました。チケットはラオカイ駅で購入可能です。

バックハーの日曜市は日曜日のみ開催

ベトナム山岳地帯の市場は特定の曜日のみに開催されることが多く、バックハーでは日曜日のみに開催されます。

他の曜日に市場を訪問すると、全く人がいないというわけではないのですが、ガラガラです。

まあ、バックハーの日曜市、バックハーのサンデーマーケットとして知られているので、あえて、他の曜日に市場を見に来る方はあまりいないでしょうが…。

しかし、同じバックハーで開かれる水牛市は「土曜日」なので注意が必要です。水牛市場ことバッファローマーケット…こちらもかなり見ごたえがあります。時間がある人は土曜日からバックハーを訪れてみるのもおすすめですよ。


★バックハー観光おすすめプラン★

金曜日…夜、ハノイから寝台列車でラオカイへ

土曜日…朝、ラオカイ駅に到着。バックハーへバスで移動し、水牛市場見学。バックハー観光。

日曜日…バックハーの日曜市見学、サパへ移動しサパ観光。


バックハー市場・体験記

ここからは、バックハー市場へ行った日のことをブログ形式で綴っていきたいと思います。

ゲストハウスで穏やかな朝

バックハーで泊まっていた宿は、中心地から少し離れたところにあるゲストハウス「La Beauté Bắc Hà(ラボーテバックハー)」。

早朝、部屋で仕事をしたあと、朝の庭からの景色に癒されます。

朝食はいくつかあるメニューから選べたのですが、今日はパンケーキ。

バナナとはちみつがうまーい。

そして、温かい牛乳にほっこり。

バックハーのフォーを食べてみよう

宿でパンケーキを食べていたので、お腹は満たされていたのですが、バックハーのフォーを食べてみたかったので、フォー屋さんに立ち寄ってから、日曜市に向かうことにしました。

宿から歩いてフォー屋さんへ。

バックハーで食べたフォー屋さん(Na Lang)

Googleマップって便利ですよね。

初めての土地でも、すぐにフォー屋さんを見つけられる。

Googleマップで見つけた「Na Lang」というお店に行ってみました。

飾りっけゼロの地元民用のフォー屋という印象。

奥へ進んで行くと、その場でフォーの麺をつくっていました。

出来立てのフォーをいただけるようです。

ちょっと赤みがかっていますね。お店の人が、赤いお米でつくるのだと教えてくれました。

汁なしのフォーなど他のメニューもあったのですが、普通の温かいフォーを注文。

いただきます!

つるつるっと、のど越しの良い麺。

「トウガラシを入れた方がおいしいよ」と、店の人なんだか常連さんなんだかよくわからないおじさんに言われるので、スプーン一杯のトウガラシを投入。

確かに、辛い方がおいしいかも。

3月のバックハーはけっこう寒いので、辛味がおいしく感じました。

ちなみに、フォー屋での会話はベトナム語。ゲストハウスの方はというと、英語です。

市場に続く商店街

フォーを食べたあとは、いよいよバックハーの日曜市を見てまわります。

市場へと続く道は、ザ・観光地という感じで、多くの人でにぎわっていました。いったコトないけれど、アメ横的な?

ベトナム人観光客がいっぱいいましたよ。

完全に観光スポットとなっているので、ハノイで売っているようなお土産物も多いです。

バックハーだけでなく、サパでもよく見かける焼き栗と栗まんじゅう。

ベトナム在住者なら、みんな知っているであろう伝統料理のバインチュン(Bánh chưng)があちこちで売られていました。

もち米や緑豆、豚肉を葉っぱで包んだ料理なのですが、バックハーのバインチュンはバイチュンデンと呼ばれ、黒色をしているのが特徴。もち米に植物の灰を混ぜて、この色を出しているみたいです。

それにしても・・・

人、人、人。

バックハーの日曜市は、混雑具合が半端なーい。

市場でバックハー名物「タンコー」を食べる

市場には飲食コーナーがあります。

せっかくだから、市場で何かローカルフードを食べたいですよね。

うーん、ここはやっぱり・・・

タンコー(Bánh chưng)でしょう!

タンコーとは、馬肉の煮込みで、ベトナム北部山岳地帯でよく食べられる料理。バックハーでも名物料理となっています。

大きな鍋に馬肉のあらゆる部位が一緒くたになっています。

私は10万ドン(約600円)のどんぶりがあったので、それを注文しました。

なかなかの迫力。

そして、器の中をよーく見てみると、なかなかインパクトあり。

内臓系がめっちゃ入っていました。

そして気になるお味ですが、超ヘビーなもつ鍋、って感じ。うまみは確かにすごいのですが、脂のパンチがすごすぎる。

お店の棚にハーブが見えたので、「それください」とお願いしました。

葉っぱと一緒に食べることで、すこし重たさが和らぎます。

しかし、葉っぱだけでは食べきれず、オレンジジュースを追加注文。オレンジジュースのさっぱり感に救われました。

これはきっと、お酒と一緒に、少しずつ食べるやつですね。

まあ、なんとか食べきりましたよ。

お店は家族経営のようで、お父さん、お母さん、10代と思われるお嬢さんの3人でやっていました。

親切にしてくれたので、バインチュンデンもこのお店で購入しました。

市場の中をうろうろ

お腹がいっぱいになったところで、市場の場内めぐり。

生鮮コーナーにはワイルドに陳列されたお肉が並びます。

ハノイの市場でも、解体された豚肉が普通に売られているけれど、なんだかより迫力があるのは気のせい?

ビニル袋に入れられたハチミツ。

復路は地元の人向けで、瓶は観光客向けかしら?

スイカは1個160円。

もちろん、少数民族らしいものもたくさん売られていましたよ。

手芸好きの人や、エスニック柄が好きな人にはたまらない空間かもしれませんね。

気になる花モン族さんの民族衣装

さて、そもそもバックハーの日曜市と言えば、鮮やかな衣装で有名な「花モン族」がたくさん集まってきていること。

ここからは花モン族さんたちの衣装をみていきましょう。

2026年現在、花モン族さんたちの衣装は動きやすさ重視、という感じ。

思い思いに民族衣装を着こなしています。

なんとなく、青っぽい服の人が多いです。

昔の民族衣装は赤のイメージが強いけれど、こんな雰囲気の民族衣装を着ている人はほとんど見かけませんでした。

2026年現在でも、時代に合わせて花モン族さんたちは民族衣装を着こなしているようです。

バックハーからサパへの移動

市場を一通り見終えたので、バックハーからサパへ移動することにしました。

とりあえず、宿に戻って大きな荷物をピックアップ。

市場の近くにいたバイクタクシーのお兄ちゃんに、市場→宿→バス乗り場(市場の近く)というルートをお願いしました。

バイクタクシーはどうやって見つけるの?という疑問を持つ方がいると思うのですが、バックハーでは簡単にバイクタクシーを見つけられます。

というのも…

バックハーには、バイクタクシーのたまり場があるのです。市場へ続く通りの入り口あたり。

ちなみに2026年現在、バックハーでは配車アプリのGrabはそれほど普及していません。基本は自分でバイクタクシーやタクシーを見つけなければなりません。

サパだと、Grabも多少使えるんですけどね。

乗り合いバスが来る場所のお茶屋の前に降ろしてもらいました。

たいていバスが来る場所には、お茶屋が並んでいます。

あったかいお茶5000ドン(約60円)。

体に染みわたります。

こってこての馬肉で疲れている胃には最高よ。

路上で飲むお茶こそ、ベトナム北部の最強グルメな気がする(笑)

しばらく待っているとラオカイ行きの車がやってまいりました。

中は人、人、人。

ハノイにいると、ベトナムも発展途上国を脱したかな?という錯覚に陥るけれど、このちょっと古めの車に、この込み具合は、発展途上国っぽさを感じざるをえなかったり。海外来てるな、というのは実感できます。

そして、おまけにベトナムあるあるが発生。

車酔いぎみのおばちゃんが足を投げ出して座り、私の膝の上におばちゃんの足が…。さらに、おばちゃんは私に、前の席に移動してくれと言う。

って、前の席はあるのかないのか、半ケツ状態。おばちゃんの足がのってた方がましな気がする。でも、車酔いしているおばちゃんには逆らえないよね…。

10万ドン(約600円)のハードな道のりでした。

しかし、このハードなバスに欧米人も3人ほど乗っていましたよ。世界の人々は、なかなかワイルドな旅をしているようです。

ラオカイ駅の手前にも、サパ行きのバス乗り場があったようなのですが、せっかくなのでラオカイ駅まで行ってみることにしました。

サパ行きの路線バスがどこで待機しているのかも、確認したかったのでね。

サパ行きの路線バスは駅前のロータリーに停車していました。さあ、次の記事からはいよいよ、サパのお話です。

ベトナム北部旅行MAP

今回の旅行、いったいどのあたりをまわったの?ということで、ベトナム北部の観光地図を掲載しておきます。


今回の旅の流れ

ハノイ→バックハー&サパ→ハザン→カオバン(バンゾック滝周辺)→ハノイ


旅行記・記事一覧

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この記事を書いている人【ざわわ(1983年生)】

ざわわ

旅行をきっかけにベトナムにはまる。日本人宿イージーステイハノイのスタッフとして、ベトナム・ハノイに約6年在住。宿休業と結婚を機に、日本へ帰国。

現在は、年に数回ベトナムで取材を行い、当サイトEZ STAY Hanoiを管理している。


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