ベトナム・ハノイ旅行を計画中の皆さん、どんなお土産が人気なのか、出発前にリサーチしておきたいですよね。今回の記事では、「カシュ―ナッツ」を紹介したいと思います。ベトナムはカシューナッツ大国なんですよ!
ベトナムカシューナッツ事情
初めてベトナムへ行く人にとって、カシューナッツがおすすめ土産だというのは、あまりピンと来ないかもしれません。
しかし、ベトナムは、生産量で世界第3位、輸出量では世界第1位を誇るカシューナッツ大国なのです。最大のカシューナッツの産地は南部ビンフオック省。ホーチミン市の北側に位置しています。
カシューナッツは、もともとブラジル原産ですが、16 世紀にポルトガル人によってインドや東アフリカ、東南アジア地域へと広まりました。
ベトナムは1980年代から、カシューナッツの生産に力を入れています。そして、1990年、カシューナッツの海外出荷をスタートさせました。同年 286 トンだった輸出量は、2022年には 51 万 9,782 トンへと大きな成長を遂げています。
そんなベトナムですが、カシューナッツの輸入国でもあります。ベトナムは自国で生産するとともに、輸入も行い、加工して出荷を行っているのです。手先の器用なベトナム人の力が発揮されています。
どこで購入する?
カシューナッツは南部で生産されますが、もちろん、北部のハノイでも購入可能です。市場やスーパーで購入することができます。
ハノイ大教会近くのBRGマートは、カシューナッツはもちろん、ベトナム土産がそろっているので便利です。
私は今回、こちらの150g入りのカシューナッツを6万9400ドン(約420円)で、BRGマートで購入しました。
市場でも購入可能ですが、市場だからと言って特別に安いわけではありません。
カシューナッツ以外のナッツも!
お土産には、マカデミアナッツやアーモンドなど、カシューナッツ以外のナッツもおすすめです。ロッテマートでパッケージが素敵なナッツがあったので購入してみました。
マカダミアナッツ、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、かぼちゃの種が層になってプラスチックボトルに詰められています。お土産としての見栄えがしていいですよね。10万3923ドン(約620円)でした。
ベトナムコーヒーとセットでお土産にしても喜ばれるかもしれませんね。
実際に食べてみた
さあ、実際に食べてみましょう!
購入したカシューナッツを食べてみることにしました。ところが、いきなり難関が!ふたのまわりについている赤いテープが非常にはがしにくかったです。日本の製品でこんなことはあまりないですよね。
こうなりたくない方は、いかにもローカル感あふれる商品ではなく、ちょっとおしゃれなパッケージの物を選ぶとよいかもしれません。
何とかふたを開けて、いただきます。
さて、既にお気づきの方もいるかもしれませんが、私が購入したカシューナッツは薄皮が付いたままです。
日本でカシューナッツというと、皮がむかれつるんとした状態が一般的だと思いますが、ベトナムは皮付きが多く売られています。
さて、皮付きカシューナッツの味はいかに?
ポリッ。
皮にはほのかな渋みがあるのですが、その渋みと絶妙な塩味がマッチしています。カシューナッツ本来の美味しさを味わっている感じです。
皮付きカシューナッツの存在を知らないと、皮がむかれたカシューナッツの方を買ってしまいそうですが、ぜひ、一度皮付きの方を食べてみてください。
色々な楽しみ方
カシューナッツですが、そのまま食べても美味しいですが、ちょっとアレンジして食べるのも美味しいです。
皮をむいたカシューナッツを刻んで、はちみつと一緒にクリームチーズに混ぜてみました。
ナッツの歯ごたえとクリームチーズのなめらかさが合いますよ。
ベトナム土産のマイ定番に!
今回、初めて皮付きカシューナッツを食べたかのように記事を書いてきましたが、実は、私はベトナムのカシューナッツのリピーターです。家族へのお土産として、よく購入していて、私にとっての定番ベトナム土産です。
カシューナッツは、飛行機で運んでも壊れにくく、賞味期限も長いのがいいですよね。また、男女問わずあげられるのも便利です。
ベトナム土産に「カシューナッツ」、一度、購入してみてください。