ハノイには多くのフォトジェニックなスポットがありますが、「フンフン(Phùng Hưng)通り」は知る人ぞ知る隠れた写真映えスポット。鉄道の高架下に広がるこの通りには、ハノイの昔の風景やベトナムの文化を描いたアート壁画がずらりと並び、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
この記事では、フンフン通りの魅力やおすすめの写真スポットを詳しくご紹介します!
フンフン通りとは?
フンフン通り(Phung Hung Street)は、ハノイ旧市街にある壁画アートで有名な通りです。2018年、ベトナムと韓国のアーティストによって、美しい壁画が鉄道の高架下に200メートル以上にわたって描かれました。
ハノイの昔の街並みやベトナムの伝統文化を描いた壁画が並んでおり、通りを歩けば過去と現在が交差する不思議な空間を楽しむことができます。観光客だけでなく、地元の人々にも人気のフォトスポットです。
とはいえ、線路の上を歩けるトレインストリートに比べると、まだまだ穴場スポットで、ゆっくり写真撮影をすることができます。InstagramやFacebookに、ハノイ旅行の写真を上げたい人は、観光の合間に訪れてみるといいかもしれません。
フンフン通りの壁画をチェック!
それでは、フンフン通りにどんな壁画がるのかちょっとチェックしてみましょう。
書道家のおじいさんの壁画。ハノイの街では今も、このような書道家を見かけることがありますよ。
かつてハノイの街を走っていた路面電車の壁画。ハノイの路面電車は、1988年10月まで走っていたそうです。
写真パネルを活用した作品もあります。本当に天秤棒を担いだ行商のおばさんがいるみたいです。
ほとんどが、平面の壁画ですが、半立体のものや、
昔の写真を組み合わせた作品もあります。
アオザイ写真もおすすめ
壁画ストリートでは、アオザイを着て写真撮影をするのもおすすめです。まるで、壁画の世界の中に入り込んでしまったような写真を撮ることができますよ。
本当に花を手にしているみたい。
遠近感を利用したいですね。
私も昔のハノイの街を歩いてみました。
アオザイはハンザ市場地下1階のバッチャン焼き屋バンブーでレンタルできますよ。
合わせて観光するならドンスアン市場
フンフン通りを観光するなら、近くにあるドンスアン市場にも訪れるのがおすすめです。ドンスアン市場はハノイの人々の生活を垣間見ることができます。
ごちゃごちゃした市場内。
ほとんどの商品は観光客向けではありませんが、一部お土産屋さんエリアも。ドンスアン市場のお土産屋さんは、ホーチミンのベンタイン市場とは異なり、ぼったくりの心配はありません。
同じ商品だったら、たいていのものは、街中のお土産屋さんより安く買えますよ。
市場の建物の裏側は生鮮食品の路上市が並び、活気があります。建物内だけでなく、場外も要チェックです。
フンフン壁画通りのまとめ
フンフン通りは、2018年に鉄道の高架下に壁画が描かれ、現在はハノイの写真スポットの一つとなっています。トレインストリートほど、まだ知られていないので、ゆっくり写真撮影をすることができますよ。
近くにはドンスアン市場があるので、合わせて観光するのもおすすめです。ハノイ旧市街の街歩きをしている人は、「フンフン壁画通り」もチェックしてみてください。