「おすすめハロン湾ツアー」を探しているみなさん、実は最近、ハロン湾よりも満足度が高いと話題の「ランハ湾(Lan Ha Bay)」が注目されているのをご存じですか?
私は2025年3月、ハノイ発ランハ湾クルーズの日帰りツアーに参加してきました。
この記事では、実際に日帰りランハ湾ツアー「セレニティクルーズ(Serenity Cruise)」に参加して感じたランハ湾の魅力や、ハロン湾との違いを詳しくレポートしていきます!
どこにあるの?ランハ湾
ベトナム・ハノイ旅行を検討している人なら、世界遺産である「ハロン湾」は必ずチェックしていることでしょう。しかし、「ランハ湾」という地名は初耳の人も多いはず。
ランハ湾は、ベトナム北部ハイフォン市にある湾で、ハロン湾のすぐ南に位置しています。ハロン湾と同様に、美しい石灰岩の奇岩群が広がるベトナム屈指の絶景スポットとなっています。
湾の面積は7,000ヘクタールを超え、大小400ほどの島々が点在しています。
また、ベトナムで3番目に大きな島「カットバ島」もランハ湾に面しています。カットバ島は、多種多様な動植物が生息する自然豊かな島で、観光地としても人気があります。
ハロン湾との違い
ハロン湾とランハ湾の風景は非常によく似ていますし、クルーズ船に乗って観光するという点も同じです。
それでは、「ハロン湾」と「ランハ湾」は、いったい何が違うのでしょうか。
観光客が少なく静かなランハ湾
ハロン湾とのもっとも大きな違いは、観光客が少なく、より静かで落ち着いている点です。
年々、ハロン湾の人気は高まり、ハロン湾は多くのクルーズ船で非常に混雑しています。一方、知名度が低く、ランハ湾を訪問する人はまだまだ多くないため、ランハ湾をクルージングする船の数も、ハロン湾に比べるとかなり少ないです。
ランハ湾クルーズでは、目の前に1隻の船も見えない、なんてタイミングも多かったですよ。
また、船を降りてカヤックなどアクティビティを体験する際も、ハロン湾は多くの人で混み合っていますが、ランハ湾はゆったりアクティビティを楽しむことができます。
水上村を見ることができる
ランハ湾では、実際に人が今も居住している水上村を見ることができるのも、ハロン湾との大きな違いです。
以前は、ハロン湾クルーズでも水上村を見ることができたようですが、2025年現在ハロン湾クルーズの航路では、水上村を見ることができません。政府から陸地への移動を命じられているためです。
一方、ランハ湾クルーズは、カイベオ村という大きな水上村が航路に含まれています。カイベオ村は7000年前からあったと言われ、ベトナム最古の漁村と言われており、現在も数百世帯が水上で生活しています。
アクティビティの種類が異なる
クルーズ船から奇岩の景色を楽しむ点は、ランハ湾もハロン湾も同じですが、クルーズ中のアクティビティが少し異なります。
ランハ湾は、ハロン湾では体験できない、サイクリングをすることができます。のどかな田園風景の中、サイクリングするのは気持ちがいいですよ。
また、ハロン湾では、ティートップ島のビーチでしか泳ぐことができませんが、ランハ湾では、船から海に飛び込んで海水浴をすることができます。
奇岩の風景の中、泳ぐのはなかなかできない経験ですよね。
カヤックはハロン湾、ランハ湾、どちらでも体験可能です。しかし、ハロン湾にあるバンブーボートが、ランハ湾にはありません。

ハロン湾クルーズの場合、「カヤックを時分で漕ぐのはちょっと心配…」という人は、船頭さんがいるバンブーボートに乗ればいいのですが、ランハ湾では船で待機しているしかありません。
また、ハロン湾で人気の鍾乳洞見学は、ランハ湾にはありません。
ランハ湾クルーズとハロン湾クルーズのアクティビティ
ランハ湾 | ハロン湾 | |
カヤックまたはバンブーボート | 〇 (カヤックのみ) |
◎ (選択可能) |
海水浴 | ◎ (船から海へ) |
〇 (ティートップ島) |
高台からの絶景 | ✖ | 〇 (ティートップ島) |
サイクリング | ◎ (カットバ島・ベトハイ村) |
✖ |
鍾乳洞見学 | ✖ | ◎ |
※ハロン湾クルーズは6時間クルーズの場合です(4時間クルーズはティートップ島へは訪問しません)
ランハ湾も世界遺産なの?
ランハ湾では、ハロン湾同様に海から突き出る奇岩を見ることができるわけですが、ランハ湾が世界遺産なのかどうか、ちょっと気になるところです。
実は、ハロン湾は、2023年に登録範囲が拡張され、現在の世界遺産としての正式名称は「ハロン湾・カットバ群島」となりました。
カットバ群島がランハ湾にあるので、「ランハ湾」という名称は世界遺産として登録されていませんが、ランハ湾クルーズは世界遺産をめぐるクルーズであると言ってよいのではないでしょうか。
「ハロン湾・カットバ群島」は、ハロン湾のあるクアンニン省と、カットバ群島(ランハ湾)のはるハイフォン市、この二つの地域をまたいだまたいだ世界遺産となっています。
セレニティクルーズの概要
ランハ湾日帰り【英語】180万VND…Serenity
催行事業者:Serenity Cruise
ツアー時間:7:00~20:00 頃(約13時間)
言語:英語
出発地:ハノイ(宿泊ホテルから送迎)
食事:昼食(船上海鮮ランチ)
ツアー内容:ロープウェー/カヤック/ベトハイ村サイクリング/スイミング
料金:180万ドン(約9900円)
– 現地でガイドに現金(ドン)払い
・出発3日前までキャンセル無料
・前日19時までお申込み可能(満席の場合、他のハロン湾クルーズをご案内)
ランハ湾クルーズ体験記
ここからは、実際にランハ湾日帰りクルーズに参加したときの様子をブログ形式でご紹介します。
ツアー会社のオフィスに集合
私のハノイでの宿泊場所が路地中の小さなホステルだったため、ツアー会社のオフィスでの集合になりました。
今回利用するセレニティクルーズは、カットバエクスプレスという、ハノイとカットバ間のバスを運行する会社のツアーになります。
大型バスでハイフォン市へ
カットバエクスプレスの前で待っていると、7時30分に大きなツアーバスが迎えにやってきました。ガイドに名前をチェックしてもらい、バスに乗り込みます。
大きなバスだと旧市街の細い道にあるホテルへ迎えに行くのは、ちょっと難しいかもしれませんね。
このバスに待っている人全員が乗り込むわけではないようです。
どうやら、ランハ湾クルーズのツアーバスと、カットバ島へ向かう移動用のバスとがあり、移動用のバスに乗る人も多かったようです。
ツアーに参加する際は、乗り間違えないように注意してくださいね。勝手にバスに乗り込まず、ガイドさんに名前をチェックしてもらってから、乗り込みましょう。
バスの車内は一般的な観光用のバスという感じでした。
USBの差込口もありました。しっかり充電できましたよ。
ただ、ベトナムのバスはUSBが付いていても、壊れていることもあるので期待しすぎないように。
バスはオフィス前を出発すると、他の場所から乗る人をピックアップし、いざランハ湾へ。
ガイドさんがペットボトルの水を配ってくれ、今日の大まかな流れを説明してくれました。
今回参加したのは英語ガイドのツアーです。ランハ湾クルーズは、まだ毎日催行している日本語ツアーがありません。
ロープウェーでカットバ島へ
途中、1回の休憩をはさみ、バスは黒い大きな建物の前で泊まりました。港でしょうか。
いえいえ、港ではありません。「カットハイ ステーション」とありますが、電車に乗るわけでもありません。
バスを降りて向かった先は、なんとロープウェイ!
それもギネス記録をもつロープウェイでした。最も高い支柱が214.8mあり、支柱の高さの項目で世界一だそうです。ちなみに長さも3955mあり、長めのロープウェイです。
ロープウェイからの景色はなかなかのものですよ。
ロープウェイは、ハイフォンからカットバ島に向けて、海の上を進んでいくのですが、皆さん、せっせと写真を撮っていました。
ランハ湾クルーズのツアーですが、海上ロープウェイも楽しめてしまうのは、満足度アップですよね。
カットバ島にという着しロープウェイを降りたら、ハノイから乗ってきたバスとは別のバスに乗り換え、今度こそ港に向かいます。カットバ島のバスはちょっと古めの仕様でした。
セレニティクルーズに乗船
30分ほどバスに揺られ、11時過ぎにカットバ島内にある、クルーズ船が出航する港に到着。ハロン湾クルーズの港と異なり、こじんまりとした感じの港です。
ガイドさんから一人1枚チケットが配られ、ゲートを通過していくのは、ハロン湾クルーズと同じ流れでした。
そして、いよいよセレニティークルーズに乗船。
セレニティクルーズと書かれた白いきれいな船に乗船します。ハロン湾クルーズでよく使われる船とあまり違いがないように見えました。
船内の雰囲気も、最近のハロン湾クルーズと大きな違いはありませんでした。6人1テーブルで座るので、相席になります。
1人旅の人は同じテーブルに集められましたよ。
私が案内されたテーブルは、一人旅の男性が3名、カップルが1組、そして私の計6名でした。
最近、ハロン湾クルーズはインド人の参加者が多いのですが、ランハ湾クルーズはそこまでインド人に知られていないようです。ヨーロッパ系の人が多く、ハノイ旅行中あまり見かけないアメリカの人もいました。
ウェルカムドリンクもありましたよ。アルコールではなく、お茶ですが。
お茶をいただきながら、ガイドさんが簡単に船の説明をしてくれます。もちろん英語ですが、完璧にわからなかったとしても、とくに困ることはありません。
この時、ガイドさんがトイレの場所についても説明してくれましたが、トイレは船の後方1階と2階にあります。温水シャワーもついているので、海で泳いだあとに使うことができます。
カイベオ村の水上家屋
船が出発したら、まずは景色を堪能します。3階部分がデッキになっています。
ハノイ発の日帰りハロン湾ツアーは、12時頃出航し、すぐにランチタイムとなるのですが、今回は11時過ぎの出航とちょっと早めなので、ランチの前に存分に景色を楽しむことができました。
見どころはやはり水上村「カイベオ村」です。洗濯物が干してあったり、犬がいたりと、水上村の生活を間近でみることができます。
これは日本では見られない光景ですよね。海外へ来たからこそ、見ることができる風景です。
ハロン湾クルーズツアーでは、水上村を見ることはできないので、ランハ湾ツアーのおすすめポイントですよ。
船上海鮮ランチ
水上村を通り過ぎたあたりで、船上ランチのスタートです。この日はビュッフェスタイルでした。人数が少ないと、テーブルごとの大皿料理になるようです。
さて、ランハ湾日帰りクルーズ船のランチはいかがなものでしょうか。
景色やアクティビティがよくても、食事が貧相だとテンションが下がってしまいますよね。しかし、心配無用です。
イカやエビ、名物のチャームック(イカのさつま揚げ)など、シーフードメインのビュッフェランチになっていました。
カキもありましたよ。
好きなモノを好きなだけ~。隣に座っていた、アメリカ人の細身のお兄さんは、かなりガッツリ食べていましたたよ。
ドラゴンフルーツやパッションフルーツなど、南国フルーツも楽しみましょう。
そして、別料金になりますが、マンゴースムージーもいただきました。1杯6万ドンだったので、300円ちょっとでフレッシュマンゴースムージーを飲むことができました。
最近はハロン湾クルーズのランチも充実していますが、ランハ湾クルーズの「セレニティクルーズ」も遜色ないと感じました。
デッキから景色を堪能
食後もしばらく、デッキから景色を眺める時間がありました。
他にクルーズ船が全くないわけではないのですが、クルーズ船の数がハロン湾より圧倒的に少ないので、奇岩の景色を満喫することができます。
景色を独り占めしているような、なんとも贅沢な時間ですよ。
「人混みが苦手」「静かに景色を楽しみたい」という人には、ランハ湾をぜひともおすすめしたいです。
ベトハイ村に上陸
船からの景色を堪能した後は、カットバ島のベトハイ港で下船します。カットバ島は非常に大きく、乗船した港とは異なる場所です。
船を降りたら、電気カーに乗りますよ。
電気カーに乗って、ベトハイ村へ出発!この日はいいお天気で、暑くもなく、寒くもなく、風が気持ちよかったです。
ベトハイ村では、私たちが今どこにいて、どのあたりをクルーズしてきたのか、ガイドさんから説明を受けました。
そして、なぜかフィッシュマッサージの体験。くすぐったいような、気持ちいいような…
フィッシュマッサージを体験した後は、ベトハイ港に戻るのですが、帰りは電気カーかサイクリングか選ぶことができます。
私はサイクリングを選ぶことにしました。
ベトハイ村でのサイクリングは、気持ちがよかったです。
ハノイからの人気日帰り旅行といえば、ハロン湾の他に、陸のハロン湾と呼ばれる「ニンビン(チャンアン・タムコック)」があるのですが、まるでニンビンのような景色です。
ハロン湾とニンビン、両方行きたいけれども、時間がないと思っている方にも、ランハ湾クルーズはおすすめです。海で見る奇岩と、陸で見る奇岩、1日で両方楽しむことができてしまいますよ。
サイクリングロードにはトンネルがあったり、
海沿いの道があったりと、表情豊かなカットバ島の風景を見ることができました。
クルーズ船の中でまったりする時間もよいですが、アクティブに体を動かす時間もほしいですよね。
カヤック体験
サイクリングの後は、カヤックです。クルーズ船でカヤック乗り場に移動しました。
カヤックは二人一組とのことだったので、一人参加の私は、3人で来ていたグループの人と一緒にすることにしました。一人参加でも、ガイドさんがパートナーを見つけてくれるので、安心です。
ハロン湾クルーズのカヤックと同じ感じです。岩に囲まれたエリアに向かって進んでいきますよ。
ただ、違うのは人が少ないこと。
最近のハロン湾クルーズのカヤックエリアは、他のカヤックやバンブーボートとぶつからないように気をつけながら漕がなければならないくらい、混雑しています。初めてカヤックに乗る人は、ちょっと難しいかも…と思ってしまうくらい、人が多いです。
しかし、ランハ湾クルーズのカヤックエリアは、同じ時間帯にカヤックをしている人は、自分たちの船ともう1隻程度。
ゆったりとカヤックを楽しむことができるので、初めてのカヤックでも落ち着いて漕ぐことができますよ。
スライダーでランハ湾へ
さあ、いよいよ最後のアクティビティ、ランハ湾でのスイミングです。海へ入ることができるわけですが、普通に入るわけではありません。
セレニティクルーズには、2つのスライダーが3階の後方についているので、ここから滑り降り、海に入ります。もちろん、1階部分から、そっと入ることもできますが。
私は取材ということもあり、スライダーに挑戦してみることにしました。写真でみても、角度が急なのがわかると思うのですが、本当に「急」です。
自分が飛び込んだ写真はないのですが・・・
スライダーを滑っているのはほんの一瞬で、あっという間に海にザブーン!!
海の中に入ると、勢いで体が水の中に一気に沈みますが、動かないでいると、自然に体が浮いてきました。
かなり勇気がいるアクティビティですが、貴重な体験ができました。
私はチャレンジしなかったのですが、飛び込みもできます。さらに勇気がある人はぜひ挑戦してみてください。
※スライダーや飛び込みは、足のつかないところで泳げる人でないと危険です。1階から入水する場合は、ライフジャケットを借りることもできるので、泳ぎに自信がない人は、ライフジャケットを着て1階から入水してください。
泳いだ後は、船内でシャワーを浴びることができます。ホットシャワーなのがありがたかったです。
私が参加したのは3月中旬、水温はけっこうあるようで、水の中はあまり寒さを感じないのですが、海から上がってしばらくすると、体があっという間に冷えてきてしまいました。
バスタオルの用意もありました。
世界遺産の海で泳いでみたいという人は、水着を持って参加してくださいね。スライダーや飛び込みはせず、海で泳ぐだけでもOKです。
実際のところ海水浴はせず、船上でのんびりしている人も多かったですが、泳ぎに自信のある方は世界遺産のど真ん中で、泳いでみてはいかがでしょうか。
サンセットパーティー
海水浴を楽しんだ後、クルーズ船は港へ向かって戻ります。その間、ちょっとしたお茶やお菓子が用意され、サンセットパーティーとなりました。
お菓子や果物を皿に取り、クルーズ船内の好きな場所で食べてOKです。
私が参加した日は天気もよく、きれいな夕日を見ることができました。
沈む夕日を見ながら、内容盛りだくさんの1日だったなぁ、としみじみ今日1日を振り返ってしまいました。
下船したら高速道路のトイレ休憩まで少し時間があるので、船を降りる前に、船の中でトイレへ行ってきてしまうのが良いかもしれません。
スピードボートでハイフォンへ
夕方の4時40分頃、港でセレニティクルーズを下船しました。
港ではバスが待っていて、すぐに乗り込みます。このバスはカットバ島内を移動するためのバスです。
行きはカットバ島からハイフォンへロープウェイで移動しましたが、帰りはスピードボートを利用します。
遠くにロープウェイが見えました。さらば、カットバ島、そしてランハ湾!
バスでハノイへ
スピードボートが到着すると、行きと同じバスでハノイへ戻ります。
途中、1回、高速道路のサービスエリアでトイレ休憩がありました。
そして、ハノイに戻ってきたのは、だいたい夜の7時40分頃。朝の7時30分に出発したわけですから、だいたい移動も含め12時間のツアーでした。
ハロン湾クルーズですが、8時台に出発し、夜の9時頃戻ってくるのが一般的です。ハロン湾クルーズより、出発が1時間早く、戻りも1時間早いイメージですね。
ハロン湾クルーズより早く戻れる分、ハノイの夜をゆっくり楽しむことができますね。
※ハノイに戻る時間は目安です。
ハロン湾よりランハ湾がおすすめな3つの理由
今回、ランハ湾日帰りクルーズツアーに参加してみて、ハロン湾よりおすすめだなと思った点が3つあります。
静かな海と奇岩の風景
ハロン湾の景色は本当に素晴らしいのですが、最近のハロン湾クルーズは本当に混雑しています。
どこへ行っても人、人、人・・・人混みが苦手な人は、疲れ切ってしまうと思います。

しかしランハ湾は、まだそこまで多くの人に知られていないため、静かな海が広がっており、ハノイから行ける穴場観光スポットになっています。
海から突き出る奇岩の風景をゆっくり見たいのであれば、断然ランハ湾がおすすめです。
活動的なアクティビティ
サイクリングや船からのスライダーなど、活動的なアクティビティがハロン湾クルーズよりも多めなのもランハ湾クルーズの特徴です。
また、静かな海で思い切りカヤックを楽しみたい人にも、ランハ湾はおすすめです。ハロン湾でもカヤックはできますが、当然ながらカヤックエリアも非常に混雑しています。
景色も楽しみたいけれど、体も動かして1日を過ごしたいのであれば、私はランハ湾ツアーをおすすめしたいです。
水上村「カイベオ村」見学
そして、水上村のカイベオ村を見ることができるのもランハ湾クルーズならではのポイントです。
ハロン湾クルーズでも、かつては水上村を見ることができたようですが、今は見ることができません。
ハロン湾クルーズは観光客のために用意された場所をまわるという感じですが、ランハ湾は、まだまだ、人々が生活している場所にクルーズ船でおじゃまさせてもらうという感じが残っています。
「ツクリモノ」ではなく「ホンモノ」を体験したい人は、ランハ湾を選択すべきだと思います。
まとめ:ハロン湾ツアー検討中の方はランハ湾もチェック!
ランハ湾日帰りクルーズに参加してみて、ランハ湾はクルーズはかなりおすすめだと感じました。
とくに、「あまり観光客が多くなく、現地のリアルな姿を感じたい!」と考えている人におすすめです。ハロン湾は素晴らしいところなのですが、ここ数年観光客が一層増え、若干オーバーツーリズムぎみになっているのが現実です。
また、「船から海にダイブしてみたい!」「カヤックを思いっきりたのしみたい!」など、アクティブに行動したい人にもおすすめのスケジュールとなっています。
ただ、ランハ湾ツアーには、鍾乳洞見学がない、バンブーボートを選択できない、などデメリットもあります。
ハロン湾ツアーを検討している人は、ランハ湾ツアーも選択肢の一つと考え、自分に合ったツアーを選んでみてください。
セレニティクルーズの予約
予約ページを作成中です。予約ページができるまでは、イージーステイハノイにメールで直接連絡してください。

この記事を書いている人【ざわわ(1983年生)】
旅行をきっかけにベトナムにはまる。日本人宿イージーステイハノイのスタッフとして、ベトナム・ハノイに約6年在住。宿休業と結婚を機に、日本へ帰国。
現在は、年に数回ベトナムで取材を行い、当サイトEZ STAY Hanoiを管理している。