旅行の計画を立てる際、もっとも気になることの1つに、その土地の「天気と服装」があると思います。
ベトナム・ハノイ在住4年目のイージーステイハノイ日本人スタッフが、ハノイのリアルな天気と服装をまとめたので、ハノイ旅行ご出発前にチェックしてみてください。ハノイは決して常夏ではありませんよ！
ハノイの現在の天気
| 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 |
| +32° | +33° | +33° | +29° | +32° | +32° |
| +23° | +25° | +26° | +26° | +25° | +26° |
現在のハノイの天気はどうでしょう？週間天気予報のリンクを貼ったので、チェックしてみてください。
おそらく、「曇り」や「雨」が出ていることが多いかと思います。ハノイの天気は年間を通して、確かに雨の日が多いです。しかし、実際は、1日中雨ということは少なく、雨がやんだり、晴れ間がのぞいたりする日も意外とありますよ。
今の天気の様子を知りたい人はお気軽にお問い合わせください。スタッフ（日本人または日本語可のベトナム人）がお答えします。
ezstayhanoi001@gmail.com
ハノイの天気と気候・季節
四季がある
ベトナムは東南アジアに位置していますが、ハノイには四季があるという大きな特徴があります。1年を通して暑い南部のホーチミンとは大きく異なるので注意が必要です。
【ベトナム在住日本人が感じるハノイの四季】
| 春 | 3-4月 | 日本のゴールデンウィークくらい。 |
| 夏 | 5-10月 | 日本の7-9月と同じような天気、8月頃からは台風も。 |
| 秋 | 11月 | 気が付くとあっという間に寒くなる。 |
| 冬 | 12－2月 | 寒くて、曇りの日が多い。10度ぐらいになることも。 |
しかし、四季といっても日本と比べると曖昧で、春と秋はいつの間にか終わってしまいます。ベトナム人に、何月から何月までがどの季節か？、と尋ねても人によってまちまちな答えが返ってきます。上の表はあくまで、日本人スタッフの体感です。
雨や曇りの日が多い
四季があることとともに、ハノイのもう1つの天気・気候の特徴は、年間を通して曇りや雨の日が多いことです。
日本の冬はカラッと晴れる日が多いイメージですが、ハノイの冬はどんよりと曇っていることが多く、雨の日も少なくありません。ホームページによっては、「日本の冬の頃は乾季に当たり、晴れの日が多い」と言ったことが書いてあるかと思いますが、冬の天気は決してよくないというのが、3年間住んでみての体感です。
ゲリラ豪雨&台風
ホーチミンやバンコクで見られるスコールほどではありませんが、夏（8月あたり）は大雨が一時的に降ることがあります。ちょうど日本のゲリラ豪雨と似ています。
また、日本で台風が来る頃、夏から秋にかけて、ベトナムにも台風が上陸します。
ベトナムでは雑貨屋などで、レインコートが10,000ドン（約50円）～で購入可能です。雨が降りそうになると、雑貨屋等の軒先に、写真のようなレインコートが吊るされます。
8-9月にベトナム観光する人は、このようなレインコートを見つけたら、突然の雨に備えて購入しておくのがいいかもしれません。
冬は寒いですよ
四季があることは既に書きましたが、ハノイの冬をあまり甘く見ないでくださいね。1月にハロン湾ツアーへ行った時の写真ですが、みなさん上着を着ていますが、背中を丸めて歩いています。
冬休みにハノイへ遊びに来る人は、間違っても半そで1枚で来ないように。
ただ、基本的に寒いのですが、日本とは異なり、突然冬のある1日だけが暑くなることがあります。パーカー等、体温調節できる服装がおすすめです。
ハノイ観光のベストシーズン
夏は台風が来て、冬も天気が悪い…いったいいつが、ハノイ観光のベストシーズンなの？と思った人も多いかと思います。
一般に秋（10－11月くらい）がハノイのベストシーズンと言われていますが、これは確かにそうだと思います。少し涼しくなり、冬ほど天気が悪くなく、観光しやすいです。
また、3-6月あたりも、晴れの日が増え、なかなか観光しやすいと思います。ゴールデンウィークのハノイ旅行はおすすめですよ。上の写真は5月頃。
6月～7月あたりも、ハスの花が咲く季節なのでおすすめです。ハスの花に囲まれ、アオザイを着て写真を撮ることができます。
反対に、天気という観点からあまりおすすめできないのが冬（12-1月）。寒いのは仕方がないとして、毎日曇りが続きます。1か月、青空を見ないなんてこともしばしば。上の写真は曇っている冬のハロン湾。趣はあります。
しかし、ハノイには天気と関係なく楽しめる、博物館や歴史的な建物、美味しいベトナム料理やおしゃれなカフェなどがたくさんあります。冬もハノイに遊びに来てくださいね。寒い中食べる、熱々のフォーは絶品ですよ。
※旧正月期間（毎年2月頃）は、休館する施設が多く、田舎へ帰るベトナム人が多く国内移動のチケット手配が困難になります。天気とは関係ありませんが、旧正月期間の旅行は、あらかじめチケットを手配するなど計画的に。
ハノイの季節別服装
最後にハノイ旅行の服装についてです。皆さんの知りたいところですよね。ハノイでの服装の具体例とともに見て行きましょう。
基本的には、日本の春・夏・秋にあたる3-11月は写真左のような、夏の服装、12-2月は右のような冬の服装がいいでしょう。上の写真をベースに調節できるようなものを用意するといいと思いますよ。
以下、季節ごとのリアルな服装です。
1月は上着が必要ですね。気温が零度を下回ることは絶対にないので、手袋やマフラーは不要です。
3月になると、半そでと薄い長そで1枚ぐらいがちょうどよいかもしれません。
ゴールデンウィークの頃にはかなり暑くなってきます。9月頃までは短パンがおすすめ。
過ごしやすいです。長そででも半そででもOK。長ズボンやジーパンでも大丈夫。
やや厚手のパーカーでも、暑すぎることはありません。写真右の女性は、寒さには強い方だと言っていました。ハノイの冬は、日本の11月ぐらいをイメージするとよいです。
ハノイの天気・気候・季節・服装まとめ
ハノイには、四季があります。東南アジアだからこそ、1年中常夏と思わず、季節に合った服装を用意してきてください。基本的には、その時期に日本で来ている服装に準じます。
また、一般に11月頃がベストシーズンと言われますが、ハノイの良さは四季ごとに風景や人々の生活の違いがあることだと思います。2度目のハノイは1度目のハノイと違う季節に訪れるのもありかもしれませんね。
