新型コロナウィルスで閉店中の日本人宿イージーステイハノイです。
コロナの影響でベトナム旅行に行けなくなって皆さんに、お家で、ベトナム旅行の妄想をしてほしいな、そんな思いで〈気分だけベトナム旅行〉を連載しています。
今回の記事は前回、前々回に続いて、サパ。
この記事では、サパの街から1番近い、少数民族の村「カットカット村」を紹介したいと思います。
整備された公園的な村
カットカット村に、民族の素朴な暮らしなどを追い求めていくと、がっかりしてしまいます。
カットカット村は、整備された公園のようなところ。ちょっとした、民族テーマパークというような感じでしょうか。
だから、はじめから、公園をお散歩するつもりで行くといいと思います。
完全に見た目だけの水車とかね。
なんじゃ、このデコレーションの仕方(笑)ベトナム人の美的感覚は、つっこみどころ満載です。
なんて思いながら、お散歩を楽しみましょう。
そこまで大きくありませんが、棚田も見ることができます。
お土産屋もあります。ちょっと洒落ている?
他の村も入場料はありますが、カットカット村も入場料ありです。
民族の暮らしが公開されてる
カットカット村で興味深いのは少数民族の黒モン族の生活が公開されていること。「え、展示用でしょ?」と言われればそれまでなんだけど、なんとなく、山での暮らしがイメージできると思います。
開かれていない村に行って、民族の家に押しかけ、ちょっと生活を見せてくれ、っていうのは、普通の人はなかなかできないですよね。
カットカット村なら、黒モン族伝統の藍染なんかも見ることができてしまいますよ。
これって、ろうけつ染めですよね。めちゃめちゃ器用。こういうところを見ると、記念に1つ、モン族の雑貨を買いたくなってしまうかもしれません。
モン族は、ラオスやタイにも広く分布しているので、その文化を知ると、ベトナム以外の国の旅行も楽しくなりますよ。
ダンスも見ることができる
カットカット村では民族のダンスショーも見ることができます。
本物の民族のダンスを見たことがないから何とも言えないのですが、「え、ジャズダンスっぽくない?」という振り付けが入っていたりもします。
ハノイやホーチミンの人が入って指導しているのか、もしくは、民族の誰かが都会に行ってダンスを覚えて振り付けしているのか。
実際のところはわかりませんけどね。
麻から糸をつくる民族のおばあちゃん
村の出口の方に、麻の糸をつくるおばあちゃんがいました。
ろうけつ染めをしていたおばあちゃんは、しっかりパフォーマンスという感じだったけれど、このおばあちゃんは、自分で勝手にやっている感じ。
しわが深いですよね。本当におばあちゃん、という感じ。
モン族は歩きながらとか、よくこうやって麻の糸を作っています。
まあ、このおばあちゃんもちゃっかりチップ箱を自分の前に用意してましたけどね。
カットカット村の雰囲気はだいたいこんな感じです。
ベトナムに来て、まだ、1人で行動するのに慣れていないという人は、こういうところから慣れていくのがいいのかな~。
ハノイの日本人宿 EZ STAY Hanoi
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