東南アジアでバックパッカー旅というと、ドミトリー(相部屋)の宿泊も検討しますよね。しかし、30代、40代、50代と、年齢を重ねてくるにつれ、段々とドミトリーに宿泊するのはきつくなってきませんか。
「個室だけれど、料金は格安、立地もよく、できれば清潔」そんなホテルをベトナム・ハノイでお探しの大人バックパッカーの方、ハノイでもっともにぎやかな飲み屋街タヒエン通りにもほど近い、「ディスカバリーホテル(Discovery Hotel)」はいかがでしょうか。
立地が抜群に良い!
ディスカバリーホテルはハノイ旧市街、ルオンゴッククエン(Lương Ngọc Quyến)通りにあります。
ルオンゴッククエン通りは、飲み屋街として有名なタヒエン通りと交差しているので、実はこの通りも飲み屋が多く並びます。ベトナムの激安生ビール、ビアホイも1杯1万ドン(約60円)で飲むことができます。
観光の中心となるホアンキエム湖からも徒歩5-6分程度なので好立地と言えます。
しかし、飲み屋の多い通りにあるとなると、気になるのは夜の騒音。でも、騒音に関しては安心してください。
この路地の中にホテルがあります。
ハノイに慣れない人は、「え、こんなところにホテルがあるの?」とびっくりされるかもしれませんが、ハノイでは路地の中にミニホテルやゲストハウス、カフェなどがあるのは、珍しいことではありません。
路地の中には、ミニホテルやスパが何件か並んでいました。路地の中にあるので、窓は期待できませんが、騒音に関しては安心です。
館内と部屋の様子
それでは、ディスカバリーホテルの中を見てみましょう。入口にはホームステイとありますが、ここがディスカバリーホテルです。
高級ホテルではなさそうですね。
ロビーはホテルというより、ゲストハウスの雰囲気でした。受付では、各種ツアーの手配もしてくれます。
スタッフの対応は人によって違うと思いますが、私がチェックインしたときに対応してくれた人は、感じのよい女性でした。英語でのやり取りになります。
チェックイン前後の荷物はこのロビーで預かってくれますよ。
エレベーターは残念ながらありません。スーツケースを持っての旅行だと、少し大変です。
それでは部屋を見てみましょう。
今回は、シングルルームに32万8千ドン(約2000円)で宿泊しました。
部屋はかなり狭いです。しかし、清潔感があります。古い建物ですが、改装をしているようです。
必要な物も一通りそろっていそう。
テレビにドライヤーもありました。ドライヤーがあるのは女性の大人バックパッカーさんにはありがたいですよね。
なんとベッドの下に冷蔵庫も。冷蔵庫の隣は荷物を収納できるスペースになっていました。
さらに、テレビの裏に引き戸があり、引っ張りだすと、上着などをかけられるフックが出てきました。
シャワーとトイレは共用ではなく、各部屋についています。シャワーの水がトイレにかかってしまうのは、ちょっと我慢ですね。
シャワーが温水かどうかを気にされる方が、バックパッカーさんには多いですが、ハノイの宿は基本、温水です。というのも、ハノイには冬があり、水シャワーでは、冬場の営業が成り立たないのではと想像します。
ベッドで一息…と思ったら、日本語の案内を見つけました。スタッフが日本語を話せるわけではないですが、なんだか、嬉しいサービスです。
今回、私はシングルルームに宿泊しましたが、ダブルやツインのお部屋もあります。ホテルの公式サイト等で他のお部屋もチェックしてみてください。
朝食は?
朝食はついていませんでした。
しかし、旧市街にはたくさんのお店があるので、朝食に困ることはないと思います。私は、ホテルのそばの路上展でお粥をいただきました。
地元のものをたくさん食べたい人にとっては、朝食付きが必須なわけではないですよね。
宿泊した感想
ディスカバリーホテルは、建物が古く、看板にディスカバリーホームステイと書かれていることから、おそらく、かつては「安宿」だったのではないかと想像します。
しかし、改装することにより、低価格の範囲でできる、十分な快適さを提供してくれているな、と感じました。
東南アジアの旅には慣れているけれど、夜はプライベートな空間を確保したいと考えている大人バックパッカーさんや、バックパッカー初心者さんに、おすすめのハノイの宿だと思います。
飲み屋街タヒエン通りのすぐそばなので、ハノイの夜を楽しみたい人にも最適です。
所在地・宿泊料金
宿泊料金:シングルルーム30万ドン程度(2024年4月現在)
ホテルの公式ページ
https://www.discoveryhotel.com.vn/
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