タイグエン旅1:ハノイからタイグエンへの行き方〈気分だけベトナム旅行119〉

みなさん、「タイグエン(Thái Nguyên)」という街の名前、聞いたことがありますか? タイグエンは、ベトナム北部のお茶の名産地です。ハノイの街のお茶屋さんは、ほぼ100%「タイグエン茶」の看板を掲げているくらい、タイグエンはお茶の町として有名。

今回、そんなタイグエンに日帰りで行ってきました。何回かに分けて、タイグエン旅行を紹介したいと思います。

まずは、ハノイからタイグエンまでの道のりです。

ベトナム渡航ができなくなってしまった今、日本人宿イージーステイハノイでは、少しでも、ベトナム気分を味わってもらえればと思い、これまで撮りためた写真や、最近のハノイの様子を発信しております。

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長距離旅行といったら、34番の路線バスに乗ってとりあえず、ミーディンバスターミナルです。

今回は、7時30分のバスに乗る予定で、一緒に行くハノイ在住Hさんと7時に待ち合わせ。私は、6時過ぎにイージーステイを出ました。

34番バス・・・朝6時台のバスですが、かなりの込み具合。大きな荷物を持った人がたくさん乗っていて、椅子席は全部うまっていました。

そして、なぜか大音量ミュージック。東南アジアあるある?と、思いきや、普通、ハノイのバスは静かですよ。

バスに乗って30分弱で、おなじみミーディンバスターミナルに到着。

朝なので、1時間なんて全然かからないで、到着してしまいましたが、昼間は道が混むこともあるので、バスに乗りたい時刻の1時間前には、イージーステイを出発するようにした方が安心ですよ。

早く着いちゃったので、バスターミナルの外にある、フォー屋で朝ごはん。

いい感じに汚い…。

まあ、でも普通に味は美味しいよね。

7時過ぎ、一緒に行くHさんも到着し、チケットカウンターへ。

チケットカウンターの上に行先が出てるので、目的地が出ているカウンターへ行けば大丈夫。

・・・って思ったら、「タイグエンは中へ入って、左側よ。」だって。

実は、バスで直接購入できるのです。

というわけで、乗り場へGO。

チェックがあるような入口ですが、全然チェックはありません。

チケットもっていなくても、気にせず入っていきましょう。

言われた通り左側に進むと・・・

ありました、タイグエンと書かれたバス。

なかなかの年季が入ったバスね。

何時発か運転手さんに確認すると、7時30分発。予定していた時間なので、乗車決定。

中も予想通りの古さ…。

ローカル感を味わうのにはいいかもしれないです。

ちなみに、超快適なリムジンバスで帰りました。ベトナムは、こういうザ・東南アジア的な交通手段と快適な旅が共存している状態なので皆さんお好みの方法でね。

でも、あと10年もしたら、こう言う感じのバスはなくなってしまうかもしれません。体験できるのは今のうち?

窓枠につまったゴミ…。

あ、窓が壊れてるわけじゃないですよ。フィルムがはがれてるだけですね。

ところが!

なんだかバス会社の人が「違うバスですよ~」と。乗っていた人みんなで移動します。バスターミナルの外へ出ると、私たちが本当に乗るバスが待っていました。

人数の都合か、小さいけれどちょっときれいなバスになりました。

中はこんな感じ。

ベトナムって途中でちょっと変更・・・そんなことが、よくあるんですよね。変更に動じない。ベトナム個人旅行のポイントです。

バスはバスターミナルを出発し(正確にはバスターミナルの外からの出発)、道路沿いのお客さんをピックアップしていきます。車掌さんが「タイグエン、タイグエン」と窓の外に向かって叫びながら、お客さんを乗せられるだけ集めていきます。

そして、ほぼ満席になったところで、さあ、高速道路へ。

そうそう、お金は後払いでした。

1人目のお客さんが降りる手前ぐらいで、車掌さんがお金を徴収しに来ました。

7万VND(約350円)でした。高速道路利用でしたよ。高速道路利用ではないバスはもっと安いかも。

9時14分、タイグエンのバスターミナルに到着。7時30分にバスがハノイを出発して、約1時間45分でタイグエンに到着ですね。

といっても、最初の20-30分は客集めでしたが(笑)

カウンターでチケットを買おうとたら、中に入ってバスで買うように言われたり、バスの変更があったりしましたが、ベトナムハノイ発の小旅行の基本は「バスターミナルに行って、バスに乗る」ただそれだけです。あとは、とにかく何があっても気にしないこと。

もちろん例外な人もいると思うけれど、ベトナム人は外国人が困っていると、すぐに助けてくれますよ。

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