ベトナム北部、お茶の名産地「タイグエン(Thái Nguyên)」に日帰りで行ってきました。何回かに分けて、タイグエン旅行を紹介したいと思います。
4回目の今日は、前回に引き続いてタイハイ村についてです。タイハイ村では、民族のご飯も食べることができますよ。
ベトナム渡航ができなくなってしまった今、日本人宿イージーステイハノイでは、少しでも、ベトナム気分を味わってもらえればと思い、これまで撮りためた写真や、最近のハノイの様子を発信しております。
お茶をいただいた家を出ると、大きなた竹でできたブランコがありました。
一応、やってみることに。
面白そうなものは色々挑戦しておかないとね。
次に訪れたのはお酒をつくっているところ。
ずらっと色々なものをつけたお酒が並びます。
ベトナムの山岳地帯に行くと必ず、地酒が出てきますね~。
そして、英語ガイドの時は必ず「ハッピーウォーター」って紹介されるけど、ガーさんもベトナム語で「ハインフック(hạnh phúc)」=ハッピーのお酒だと説明してくれました。
やっぱりハッピーウォーターなのね。
途中、バナナの木も教えてくれました。
これは実がならないバナナの木だそうです。
そして、こちらは小学校。
「小学校も見たいですか?」
と、聞かれたので、ぜひぜひと。
小学校はちょうど昼食の時間でした。
「ハノイの日本語の先生ですよ」と、ガーさんが私たちのことを紹介してくれました。一緒に行ったHさんは実際に日本語教師、私も時々日本語教師のアルバイトをするので、まあ、間違えじゃありません。
わたしたちが「こんにちは」と声をかけると、子どもたちはすごく自然な発音で、「こんにちは」をまねしてくれました。
この学校には、3人の女の先生がいて、1年生から5年生までの小学生の子どもたちが学んでいます。中学生になると、村の外の学校へ通うそうです。
タイハイ村の住人はタイ族だけではないんだそうで、ここの子どもたちの一部は他の民族。多数派であるキン族の子もいるらしいです。
だけど、ここでは、タイ族の民族衣装が学校の制服で、先生たちもタイ族なんだとか。子どもたちは、タイ族の言葉も、キン族の言葉も勉強するそうです。
すごくいいなぁ、と思いました。
というのも、私の少数民族に対するベトナムの教育のイメージは、キン族がコンクリートの建物を山の真ん中に建てて、キン族(多数派)の先生たちが、少数民族のいる地域に赴任し、キン族の言葉でキン族の文化を教えるイメージだったから。
まあ、この村は、タイ族の文化を保存していこうという趣旨ですからね・・・一般の民族の村とはちょっと状況が異なるのかもしれませんが。
さあ、いよいよお昼ごはんです。
おっと、その前に。
ガーさんがかぶっている笠がちょっと気になりました。
というのも、編み方が、ハノイで見かける笠と違うんですよね。
キン族のものより、しっかりとした作りになっています。
日本含め、アジアの他の国では、定番の笠、よく観察してみたいですね。
そして、タイ族の文化で衝撃的だったことが、もう1つ。
ありがとうを言うとき、言葉に出さないんだそうですよ。胸の前で手を合わせることが「ありがとう」なんだとか。
外国でコミュニケーションの定番フレーズ、「あなたの国のありがとうは何って言うの?」を質問してみたら、意外な答えにびっくりです。
小学校見学の時も、子どもたちは最後、胸の前で手を合わせてくれました。
ではでは、待ちに待ったご飯です。
ご飯はタイハイ村観光の前にあらかじめ、メニューから選び注文しておきます。
ヤギの肉とかもありましたが、私たちおこわ、バナナの花のサラダ、焼いた豚肉を注文しておきました。
飲み物はご飯を食べるときに注文します。
ここはやっぱりお茶でしょう。
そして、出てきたごはん。
まずはおこわとバナナの花のサラダですね。
外国人2人がもたもたしているとお姉さんがあけてくれました。
お米のつや感、見るからに美味しそう。
そして、実際に美味しかったです。
お赤飯みたいな感覚かな。
すりごまがありましたが、ほんのり香りと味がついていて、おこわだけでも食べられます。
バナナの花のサラダは、定番ベトナム料理ですが、日本料理に近い味付けに感じました。
豚肉ももちろん美味しい。
これにて、タイハイ村の観光は全て終了です。
次の目的地ですが、Googleマップの情報を見ると、休館になっている…。
ベトナム語で電話するのは苦手なので、レストランのお姉さんに、オープンしているかどうか、電話をかけてもらうことにしました。
すると、OKとのこと。さらに、お姉さんはタクシーも呼んでくれました。
タイハイ村は、タイ族の文化と生活を学び、体験できるなかなか興味深い村でした。
基本、ベトナム語での観光になります。ベトナム語は全く話せないけれど、興味があるなという人は、イージーステイハノイにご相談くださいね。
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