前回に続いてバスのこと。
乗り方を一から解説・・・というよりはバスについてのお話を徒然なるままに書いていきたいと思います。
ハノイのバスの乗り方は★こちら★をご覧くださいね。
ハノイの路線バス、と言ったら・・・宿の日本人ボランティアスタッフの坂原さん。
コロナの今は日本にいるのですが、コロナ前は高齢者用の乗り放題パスをゲットしてバスに乗りまくっていました。
え、高齢者用の乗り放題パス・・・何?
と言う人もいますよね。実は、昨年2019年より、ハノイでは60歳以上はバスに無料で乗れるカードを作れるのです。
ベトナム語ですが日本語翻訳をかければ、だいたいの内容がわかりますよ😊
これのすごいところは、なんと外国人でも60歳以上であれば気軽に作れるという点。パスポートと顔写真を用意して、発券してくれるバスターミナル(キンマーのバスターミナル)に行けば、カードができてしまいます。面倒な手続きは不要!
しかも5年有効というのが、またすごい。
【キンマーバスターミナルGoogleマップ】
どうして知ったかって?
たまたま、知り合いのお父さんがバスの運転手で、偶然、このカードを見つけることができたのです。
これはなかなかのお得情報だわぁ。だって、日本語での検索だと、ハノイの路線バスが高齢者無料だなんて全然、出てこないんですから。
いやぁ、なかなかレアなものを見つけましたよね、坂原さん!
と思ったらね、なんか、在住日本人60歳以上の方はどうやら、既にこの情報を得ているみたいなのです。2020年10月現在、試しに「ハノイ、バス、無料、60」とかGoogle検索しても、それらしき情報は全然出てこないのですよ。
にもかかわらず、知り合いの60歳は既にこの情報を得てカードを持っていました。
ネットで何でも調べられるじゃーん。
と、思いがちですが、ネットにはない、本当に役立つ情報ってあるんだよなぁ、と実感。
この情報が60歳以上にしか関係しないということもあり、ネット情報がゼロなんだと言えますが。
もし、ハノイに住んでいたり、しょっちゅう来たりする60歳以上の方は無料になるバスカードを作るとよいと思いますよ。
坂原さん、作ったバスカードの期限が切れる前に、こっちに来れるといいなぁ・・・。
そうそう、60歳以上無料バスカードの話のついでにですが、ベトナムはお年寄りに席を譲るという習慣が本当に根付いています。
だいたい、車内には10代の学生が乗っているから、その子たちが率先して席を譲るかな。
日本だと、60前後の人に対して、席を譲ったら失礼になるかな?とか、考えてしまいますが、あまり深いことを考えず、自分より年上の人や小さな子どもがいる人などに席を譲ることができますよ。
行政としても無料のバスカードがあり、市民レベルでも席を譲り合い、ベトナムのバスはなんだか年配者にハートフルな乗り物なのでした。
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