ベトナム・ハノイ旅行で1度は食べたい「フォー」。どこで食べるか悩みますよね。今回は、日本語ツアーに参加した際、ガイドさんがおすすめしてくれた牛肉のフォー屋さん、「フォー10」に行ってきました。
こちらのお店は、ミシュラン掲載店でもありますよ!
牛肉たっぷり!スパイス強め?
フォー10は牛肉のフォー、つまり「フォーボー」の専門店です。ボー(bò)とは牛のこと。
牛肉のフォーと言っても、部位や分量、火の通し具合などによって、色々メニューがあります。
私は上から3番目の「タイチン(Tái chín)」を選びました。1番上の「タイ」は生肉を湯通ししたもの、2番目の「チン」はもともと火の通った肉です。そして、タイチンは両方入っているというお得なメニュー。
それにしても、フォー10の牛肉の量は半端ないです。明らかに、他のお店に比べて牛肉の量が多い!そして、牛肉がおいしい!
フォー全体の味はというと、ハノイにしてはスパイスが強めな気がします。ハノイのフォーの有名店のスープは、どの店も、その店自慢の一つの味が口に広がる気がするのですが、ここのは様々な味が口の中に押し寄せてくる感じ。そして、ちょっと甘め。
私の味の記憶が正しければ、ホーチミン風のフォーに味が近いのでは?と思いました。
意外と安いかも?
値段ですが、2024年3月現在65,000ドン(約390円)です。
以前は、ここのフォーはだいぶお高めだなぁと思っていたのですが、ハノイの物価が上がったため、現在、この値段は割と普通の値段。むしろ、このお肉の量だったら安いくらいかもしれません。
注文&支払い方法
お店に入るとすぐに、ガラス越しに厨房が見えます。
一般的なローカルフォー屋さんは、ほこりも舞う外気に触れながら、店頭で調理していることが多いですが、厨房が完全な屋内というのは、清潔感がありますよね。ガイドさんがこちらのお店を紹介してくれたのは、「清潔」だからというのもあるかもしれません。
さて、注文方法ですが、この厨房の向かいにレジのカウンターがあるので、そこで注文します。カウンターにメニューがあるのですが、あらかじめ何を食べるか決めておくと良いかも。
お肉の部位(ベトナム語)
- Gầu…肩バラ肉
- Nạm…バラ肉
- Bắp…スネ肉
注文が澄んだら、テーブル席へ。支払いは食後に、再び入口のカウンターです。
教会近く!抜群の立地で毎日行列
フォー10の正式名称は「フォー10リーコックス―(Pho 10 Ly Quoc Su)」。リーコックス―というのは、お店がある通り名です。
リーコックス―通りの10番地にあるので、フォー10リーコックス―という名前。
ベトナムの飲食店の名前でありがちなつけ方ですが、シンプルでわかりやすいですよね。
そして、このリーコックス―通りですが、ハノイ大教会へと続く道なのです。フォー10とハノイ大教会は200メートルほどしか離れていません。
観光客にとって、フォー10の立地はかなりわかりやすく、便利です。さらにミシュラン掲載店とあっては、行列必至になって当然。朝から夜まで、人が絶えず並んでいる印象です。
営業時間と住所
営業時間:6:00-21:50
価格の目安:フォー6万5千ドン~